手の届くところから

 怒濤のような10人連続の面談で最終日がなんとか終わりました。やっぱりなかなかわかってはもらえないんだけど、面談を終えた生徒たちの一部には少しずつ変化が見られます。わがままばかり言っていたあの子も殊勝なことを言うようになったり、早朝の自主学習を続ける子もいます。

 学校生活を見ていても、少しずつなんだけど、変化が見られるようになってきました。「できなかったことができるようになるのが学校」と言い続けてきた甲斐があったなぁと思います。なんだ、いろいろ言ってあげれば、いろいろやるじゃん。この子たち。

 とにかく、クラスの雰囲気はとてもよいです。昼休みは女子全員で「はないちもんめ」やってたり、学活では男女混合でソフトボールしてみたりと、仲良しだし。行事では満足のいく結果が得られなくて悔しかったけど、いいクラスだなぁと思います。(最初は辛かったけど…)

 結局、自分が関われるのは自分の手の届くところだけ。まずは自分のクラス。次に授業に出てるクラス。自分の学年。そして自分の学校と、少しずつ広がっていけばいいや。そう思い始めた師走の一日。