生徒のノートに学ぶ

 2学期末に生徒のノートを集めて点検しました。その中で1冊衝撃的なものを見つけました。

 その生徒(男子)はとっても几帳面。というか神経質。もっといえば完璧主義です。だからノートづくりもすごく丁寧。先生が言ったことを一字一句聞き逃すまいとメモしています。ノートは真っ黒です。

 すごいのはここからです。彼のノートには「板書」というコーナーが設けられています。そのコーナーには私が黒板に書いたことが、そっくりそのまま、位置も同じところに再現されているんです!  まるでプリントアウトしたみたいに! これはすごい! というかヤバい!(汗)

 私ってこんな風に板書してるんですね。(笑)無計画過ぎる! 当然彼は授業中の走り書きも、雑談も、黒板に書いたことはすべて書いてあります。恥ずかしい。(ドラえもんは描くなよな、ドラえもんはっ!)

 ああ、でもこれを時々見ていれば、自分の板書計画の見直しや指導内容の確認ができて便利かも。(笑) もちろんそんなノートづくりは意味がないし、無駄が多い。彼には彼のために効果的なノートづくりの方法をアドバイスをしましたけどね。