英文リレーリーディング

 いつの間にか授業中に冒険させることを忘れてしまったようです。「英語のできない生徒」「苦手な生徒」に恥をかかせないように、という配慮が行き過ぎて、難しいことにトライさせることをさせなくなってしまいました。AETのアイディアにも「それは難しすぎる!」と無意識にブレーキをかけている自分にびっくり。せっかくコツコツと育ててきたんだから、どこかで解き放ってあげることも大切だと気づきました。

 というわけで今日は、英文リレーリーディング。AETのアイディアで、教室の端っこから1人1文ずつ読んでいきます。(教科書の一番最後まで行ったら、一番上に戻る。)「みんなで協力して全員が1文ずつ読み終わるまでに3分を切ろう!」ということを目標にやってみました。読むのが苦手な子がいると下手をするとそれをきっかけにいじめられちゃうんではないか、なんて心配もたまにはあります。でももちろん事前に指導をすることで、温かい雰囲気の中取り組むことができました。

 実際には33人学級で1分55秒で読了。なかなかのスピードです。今度はこの目標時間を1分30秒にしたり、英文を読む番の生徒に人形を持たせて、爆弾ゲームのように急いで読ませるのも面白いかも。

 せっかく個人練習に力を入れて教科書音読シートを使ってるんだから、その成果を発揮する機会も計画的に設定してあげないと駄目だなぁと思いました。そして友だちの英語の上手さに素直に拍手できる子供を育てたいものです。