ALTの配置と自治体の予算

 公立高校入試の面接試験も終わりました。あとは結果発表を待つのみ。それはそれでドキドキ。落ち着かないですね。

 さて今日はALT(地域によってはAET)のお話。現在、私の勤める町では3つの中学校に3人のALTが配置されています。全員JETプログラムを通じて派遣されています。ちなみに4校ある小学校では、1人のALTを英語教育の人材派遣会社から派遣してもらい、ぐるぐる回っているようです。英語教育に多少はノウハウのある会社派遣ということで、小学校の先生方の負担を少しでも減らそうとしてのことだそうです。

 ところが、漏れ聞くところによると、「今年の9月からはJETの利用をやめて、すべて会社派遣のALTに切り替える」というじゃありませんか! これはびっくり。

 民間に切り替えるメリットは何か? 行政からみた場合、当然コストが一番の問題でしょう。JETは高価いみたい。少しでもコストを下げたい、と考えるのはよくわかります。でも心配性のぼくは、まさか配置されるALTが減るってことじゃないだろうな?と不安になるのです。

 「たくさん雇うために1人の単価を下げる」というならいいんだけど、「予算がないから民間活用(しかも人数削減)」じゃ困る。(でも減りそうだよなぁ…) まして「小学校でも英語もっとやらせます」って町長が公約してる町なんだからさ。

 新しいことやりたい、でも予算はない。そういうのやめようよ。やれる範囲でベストを目指してみませんかねぇ。