ドラえもんのひみつ道具でライティング!

 2学期に入ってずいぶん経つのに、全然英語教育ネタが書けなくてすみません。行事やら、行事やらで、毎日英語教師と言うより体育教師のような毎日でした。おかげで運動会も無事に終わり、通常授業が再開されて来たので、そろそろエンジン全開で行きます!

 さて、選択英語で今取り組んでいるのは、ドラえもんひみつ道具を使ったリスニングとライティングの取り組みです。

ステップ1 英語で聞いてみよう!

 例えば、こんな英文を読み上げます。

"This is a special door. 
 You can go anywhere you want throuh it."

 そう、簡単ですね。ご存知「どこでもドア」です。

 誰でも知ってる「タケコプター」や「タイムマシン」のようなひみつ道具なら、英語で説明しても理解できると思います。

ステップ2 英語で説明してみよう!

 さて、今度は生徒に道具を説明させてみます。まず1枚の絵を示します。

 例えばこれ。そう「アンキパン」です。懐かしいですね。テストを明日に控え困ったのび太くんがドラえもんに出してもらったひみつ道具です。暗記したいページの上に載せたパンを食べると、そのページが完璧に覚えられてしまう、というとっても便利な道具です。(のび太くんは調子に乗って食べ過ぎてトラブルになりますが…)

 生徒はステップ1で聞いた英語を参考にしながら、英文で説明を書き始めます。たまにそのひみつ道具をよく知らない生徒もいるので、2〜4人の小グループで協力して説明文を書かせても面白いと思います。

(例)
"| This is a special bread. 
 First, put this bread on your textbook and eat it.
 Then you can memorise everything on that page."

 書き上がった英文を発表したりしてシェアリングすることで、ものを説明する時に便利に使えそうな「if節」「when節」の使い方や、「命令文, and〜」などの文構造を理解し、使いこなすことができるようになると思います。

ステップ3 秘密道具を発明しよう!

 そしていよいよ最終ステップです。現在開催されている「ドラえもんひみつ道具コンテスト」に応募してみましょう。詳しい応募要項はこちら。最優秀賞だと車(トヨタノア)とその作品を使ったアニメ作品製作です。こりゃあ応募するっきゃないです。ただし10/13までですので、お気をつけて。

 授業では発明した道具の名前、イメージイラスト、日本語による説明、英語による説明を書きます。数多あるドラえもんひみつ道具と重ならないような作品を作るのは確かに難しいでしょうけど、「何でもアリ」ってことで結構面白い作品を考えてくれるのではないかと期待しています。来週発表会をやって、希望者はコンテストに応募させようと思います。(もちろん応募は日本語でオーケイです。)

 あ、ぼくも忘れずに応募しなくちゃ。