理想の教師像

 学校を舞台にしたドラマって、ほとんど見ません。職場でもっとドラマティックな体験をしているのに、作り物を見せられても…というのもあるけど、思い返してみると、昔から(学生時代から)あまり見てこなかったですね。だから「金八先生」ですら、数話しか見たことがないんです。

 そんな中、ORICON STYLEでおこなった【オリコン・モニターリサーチ】による『映画やTVドラマの中での理想の教師役』のインターネットアンケート調査の結果がこれ。中・高生から40代までを対象に実施しています。

 やべぇ、全話見たドラマがひとつもない…。一番よく見てたのは「女王の教室」だし…。(汗)

 学校ドラマの場合、あり得ないほど破天荒なキャラか、馬鹿がつくほどに純真で実直なキャラが多いような気がします。そんな中、阿久津摩耶(女王の教室)は異色だったように思います。「ゼロ・トレランス」を地でいっているなかなか最先端のタイプの教師像ですね。

 ちなみに結構好きなのは映画「いまを生きる」でロビン・ウィリアムズ演じるジョン・キーティング先生。まぁ、悲しいお話なんだけど、ラストに何人かの生徒の心を大きく動かしていく。この「何人かの」ってところが、リアルだなぁと思うんです。

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 ぼくは、多くの生徒に取っては「結構いい先生」で構わないと思っています。「全員の人生を変えてやろう」なんて気負うことなく、誰かぼくと関わったことでその人が自分らしさを磨く上での「足し」になってくれたなら、それで十分です。

 あ、今思い出した。「さよなら、小津先生」の田村正和、結構好きでした。まんま、古畑だったけど。(w