最近の教育ニュース

 なんか、最近英語教育ブログというか、学校教育総合ブログっぽくなってますが、別に英語熱が冷めたわけじゃなく(むしろ書きたいことはたくさんあるんだけど)、それ以上に教育ニュースが多く紙面を飾っているから気になってしょうがないんです。ここまで多いと、政府(官邸側)が意図的に流したり、リークしたりしてるんじゃないかと疑ってしまうほど。国民の教育に対する不安(不満?)を煽るにはどれも好材料ですから。首相が「教育再生」を謳い始めたのほぼ同じタイミングなので。

 さて、まずはこのニュース。

小中学校予算に学力テストの結果を反映…東京・足立区

 東京都足立区教委は来年度から、区立小中学校への予算配分に、都と区が実施している学力テストの結果を反映させる方針を決めた。

 テストの平均点などから各校を4段階に分類し、各校の独自の取り組みに支出する「特色づくり予算」の配分を、1校あたり500〜200万円と格差をつける。区教委教育政策課は「子供の能力に序列をつけるのではなく、学校経営を評価するという趣旨。学校の経営改革として実施したい」としている。

 学力テストは、都が毎年1月、区は4月に実施している。区教委の計画では、区内72の小学校と37の中学校について、各校のテストの平均点や前年度からの伸び率、校長の経営計画などから点数化、ABCDの4段階に分類する。Aは全体の約1割、Bは約2割、Cは約3割、Dは約4割とする予定。分類結果は公表しない。
(読売新聞) - 11月4日

 すごいですねぇ。もはや公教育と呼べないですね。そのうち平均点も公表するようになって、平均の高い学校に生徒が集まるようになって、バウチャーもその学校に集まるようになって、その学区の地価が値上がるようになって、先生は問題を事前に漏らすようになって、技能教科の時間にも数学とかやるようになっ(以下略)

 続いてこのニュース。

私立中学でも必修逃れ、松山で「技術・家庭」履修半分

 松山市の私立愛光中で、必修科目の授業時間数が、学習指導要領で定められた時間数を大幅に下回っていたことがわかった。

 全国の高校で問題になっている必修逃れが中学にも広がった形で、愛媛県は近く、学校側に詳しい報告を求める。

 県私学文書課などによると、学習指導要領では「技術・家庭」は1、2年で週2回、3年で週1回の計175回が履修の標準とされているが、同校では約半分の82回しか教えていなかったという。

 同校は2日、県に報告。標準時間数は目安のため、同課は「中学は高校と違って単位制ではないため、卒業に直接的な影響はない」としている。
(読売新聞) - 11月3日

 ちなみに愛光中学校の週あたりの授業数は34時間。月〜金は6時間授業、土曜日は4時間授業です。うちの学校は週28時間だから、普通にやっても6時間も多いのに、さらにカットしてるわけですね。さすがです。どうせなら寮生たちは自分たちで夕食作らせて「家庭科」の実習にしちゃえば良かったのにね。(笑)