2月のSETC&ASTEKご報告

 今回は少人数でした。そんな中、お忙しい中を駆けつけてくださったK先生のお話がおもしろい。生徒指導や学年経営などを見据えた上での英語の授業の在り方、というお話でした。

 少人数の英語授業を実施されているところも多くなってきましたが、スタッフの意識統一が何よりも不可欠でしょう。そんな中、個性的なスタッフが揃う場合は、それぞれの持ち味を活かして生徒を活動別にローテーションしていくのがよいのではないか、というお話でした。少人数からTTまで、いろんな形態で授業をされてきたK先生のご経験からのアドバイスでした。

 さて、私の発表はペンタスロン。「活動ごとにローテする」と言う仕組み自体は活用されている先生が多いのですが、共通する悩みとしては、やはり「それぞれの活動量を同じくらいに設定するのが難しい」ということでしょう。「書く!」は目一杯やってるけど、「読む!」は早く終わっちゃう、なんてことがよくあります。生徒の実態や到達度、活動時間などを考慮して設定して行く必要があります。私の場合は、「書く!」「文法!」「話す!」に関しては「時間内にどれだけできるか」という設定なので、比較的動かしやすかったです。

 それから、「書く!」に関しては「チェーン・ライティング」なんてのもおもしろいのでは?というアドバイスをもらいました。最初の班が書き始めストーリーを読んで次の班が続けて行く、というもの。「読む!」の活動も加わりますが、より複合的な活動としてエキストラに組み込んでみたいです。

 そして、活動は5つでなくてもよい、ということ。5班を使いますが、例えば「読む!」だけは長くて時間がかかるので、2ローテ使う、なんて方法もある、ということです。さっきの「活動量の調整」問題にも対応できる解決法でした。

 いろいろなアドバイスをいただき、ありがとうございました。バージョンアップさせて、またトライしてみたいと思います。

 3月は24日(土)を予定しています。今月少しお話していただいたK井先生に改めてお時間をお取りしてお話ししていただく予定です。お楽しみに。