SETC&ASTEK4月のご報告

パワーポイントで新出単語

 発表者のN田先生効果か、新年度を迎えたみなさんのやる気がみなぎる4月の勢いか、今月は小会議室では入りきらない15人もの参加者がありました。いろいろな地域の、いろいろな境遇の方がいらっしゃって、一口に「英語教員サークル」とはくくれない雰囲気。これもSETC&ASTEKの醍醐味かも。

 N田先生のパワーポイント活用法は、「OHPの代用として」が出発点。だから、なのか、生徒が画面を見て活動する場面が数多くありました。どちらかというと「講義スタイル向き」と勝手に決めつけていたパワーポイント(以下パワポ)に、新たな側面を見いだしました。

 特にいろいろ考えたのが新出単語の扱い。私がパワポで扱う場合は1画面に単語1つ。みんなでその単語を声に出していました。でも今回は1画面に全単語をずらっと載せちゃう。それによって、ペアで意味や発音を確認させたり、英語を消してチェックテストをしてみたりと、個人レベルで活動する場面を設定していました。まるで黒板に模造紙を貼るような感覚で、「はい、これ見て〜」と単語や英文を提示できる。なんでこんな風に使ってこなかったんだろう?と目からウロコ。

 ということで、今年は使いますよ、パワポ。まぁ使おうとは思っていたのですがKプロジェクト(仮称)が実行されたものの、当初の思惑が狂った私としては半分あきらめていたパワポ活用。今一度奮起してさっそく今日から使ってみました。生徒の評判も上々だし、やりながら新たな活用法のアイディアも浮かんだので、しばらくやってみようと思います。

 今回はプレゼンだけでなく、授業ビデオまで公開してくださったN田先生に拍手! 次回は5月19日(土)春日部市立緑中学校I井先生にご発表いただく予定です。お楽しみに。