1歳から100歳の夢

1歳から100歳の夢

1歳から100歳の夢

 先日紹介した「学校の夢」シリーズの大幹をなす一冊。1歳から100歳まで、100人の写真と作文を掲載。それぞれ今の自分と将来の夢を語ります。写真も生き生きしていてすごく清々しい。

 見どころはやっぱり90歳、100歳の方々が「夢」を語っているところでしょう。100歳の方が「ひ孫の将来」を楽しみに思い描いているなんて、素敵だなぁと思います。そうなんです。やっぱりオトナも夢を持っている、という姿こそ、子供たち(生徒たち)に見せたいですよね。それこそが、昔の私の「なりたい自分」だった気がします。やりたいことをいつまでも持っていたいです。今、語る側になった自分も折々に語っているつもりです。

 そして気になるのは、自分と同じ年の「誰か」の夢。31歳の「誰か」は、10年前の自分が死ぬほど憧れた「広告の仕事」に就いていた。なんだか「もう1人の自分」に出会った気がして、思わず「がんばってるか?」と声をかけたくなった。

 まずは今の自分を認めること。そして、なりたい自分を思い描くこと。ずっと続けていきたいです。