集中研修あれこれ

 私が愛読している「英語教育の明日はどっちだ!TMRowing at best」というブログで、松井先生が埼玉県の集中研修について書かれていました。たまたま私のブログを見てくださって、お問い合わせをしてくださったので、資料提供させていただきました。

 松井先生も書かれているように、埼玉県では研修を免除される人がいません。東京ではTOEIC730点以上だと研修の回数が減ったりするそうです。ちなみにこのTOEICについては、東京の研修に関わってる某K谷先生によれば、「こういう基準を設けることで、英語教員間でTOEICスコアが話題になったり、研修を避けるためにTOEIC受けてみたり、学習を始める人が増えればそれで効果アリじゃないか」というようなことをおっしゃっていたそうです。まぁ、自治体としては参加者が減る方が予算も安く済むわけだし、本来の英語力アップという観点から言えば、理にかなっているわけですね。

 でも同時にこれは、英語指導力アップの講座であるわけで、私なんかはELECの外国人講師がどんな授業をしてくれるのか、純粋に楽しみであります。ただネイティブであるだけでなく、指導力も優れた方を呼んでくださってるんですよね、きっと。(過度な期待)

 さて、少し前に届いてたけど、読む暇がなかった「英語教育8月号」をやっと手にしました。特集では松井先生もブックガイドを書かれています。私は松井先生の書かれる文章が好きなので、オススメの3冊も気になるところですが、「松井先生の本を読みたい」とか思ってみたり。とりあえずは、夏休みにゆっくりと過去ログを読んでみるつもりです。

 そして先日私の授業を見に来てくださった笹島先生の記事が3ページにわたって掲載されていました。専門は「教師認知」という学問で、教員の信条と授業の関係など興味深い研究をされています。国語教育との関連や教員養成・研修などの話題もあり、松井先生の記事と重なる部分もあり面白かったです。

英語教育 2007年 08月号 [雑誌]

英語教育 2007年 08月号 [雑誌]