計画的な指導・評価のため

 お仕事再スタート。暑い体育館で運動するのは辛いです。しかも久しぶりで、ボールはいろんなところに飛んでいきました。(汗)

 午後はI先生の学校で某問題作り。夕方、ほぼ仕事を終えて帰ろうとしたらものすごい雷雨。そして停電。セコムがエラー状態だったので連絡すると、停電が直らないと回復しないということ。結局セットできず、そのまま2時間くらい待った。エアコンは止まるし、部屋は真っ暗だし、なかなか辛い時間でした。

 停電中とその後I先生といろいろ話し込んでしまいましたが、そのお話はとても刺激になりました。シラバスや評価基準表、年間指導計画などを見せてもらい、「ああ、こういうのをしっかり作らないとダメだなぁ」と感化されました。学校に一般的なものはあるし、頭の中にはカスタマイズされたものが「なんとなく」入ってはいるんだけど、やっぱりanfieldroadオリジナルを作らないとダメですね。ああやって表にまとめることで頭の中も整理できるし、今後の見通しが立つ。しかもI先生は生徒にも配布してるんです。ホントすごいなぁ。

 でも、ああいうのを作るためには、

 ○どんな力をつけさせたいか?
  (=3年後、何ができるようさせたいのか?)
 ○どんな活動を、どれくらいするのか?
 ○どうやって評価するのか?

がある程度まとまっていないとダメだよなぁと痛感。とりあえず、いろんな活動や教材は蓄積してこれたけど、それを3年間の計画の中にしっかりと位置づけてあげる作業はまだ取りかかっていません。先日A先生の講義の中でも綿密な「評価計画」を見せてもらったけど、やっぱりいい授業をされる先生は、こういうのまでしっかりとやってるんだなぁ、と思いました。

 I先生は年間指導計画の中で、1年間に取り組むアクティビティをリストアップした上で、それぞれを、

 ○必ずやらなければならない活動
 ○やったら力がより伸びる活動

にしっかりと区別されています。しかも何時間扱いかまで書かれています。授業の進み具合と残り時数、そして生徒の状況をみながら、計画を修正しながら取り組めるようにしてあったことにはもう脱帽です。

 これまでいろいろ模索しながらの10年間でしたが、この先の10年間にやるべきことが見えてきたような気がします。ここにいてもできること、ここにいないとできないことを優先に、がんばっておこうと思います。いやー、久しぶりに英語モードな時間を過ごしました。がんばろうっと。