ELEC教科書指導法ワークショップ

 ELEC同友会英語教育学会が主催する「教科書著者による中・高教科書指導法ワークショップ」に参加してきました。清泉女子大学です。都心にありながら、周囲も静かでよいところですね。

 お目当ては「discourseを重視したライティング指導」という千葉大・大井恭子先生の講座。ワークショップと銘打ってはいたものの、大学の授業を受けた気分です。「ライティング学概論」といった趣き。個人的にはアカデミックな雰囲気に触れられて面白かったです。レジュメがパワーポイントと違っていたのがちょっと残念でしたけど。

 午後は学芸大世田谷中の日臺滋之先生による「教科書を利用したリーディング・ライティング指導」という講座に参加。ライティングはあまり触れられず、ほとんどリーディング→レシテーションへの橋渡しについて。内容は面白いのですが、こちらもワークショップとは呼べない雰囲気。無理矢理ペアワークやらせてましたけど、あんないい加減にやられると参加者は戸惑うだけなので、やらない方がマシかも…。

 そもそもこのワークショップがどんな人たちを対象に開かれているのか不明です。前回のELECでも感じましたけど、なんか、コンセプトが曖昧な感じがしました。昨晩から背中が痛くて辛かったので、その後の太田洋先生の講座とかには参加せずに退散。おみやげに中学校・高校英語 段階的スピーキング活動42を購入。

 帰り道に久しぶりにショッピング。R.Newboldで散財。春物をたくさん買ってしまいました。店員さんとイギリス話に花が咲く。楽しいなぁ。