教科書準拠ワークをやめてみる

 さて、職員室の席替えも終わり、新しい座席で心機一転頑張ります。今年こそは脱・ミルフィーユ族。がんばりますよ。

 机のヨコには、高く積まれた副教材のサンプルたち。今年はどんなものを使おうか、思案のしどころ。これで年間の授業の大枠が決まるようなもんですからねぇ。もっと悩ませて欲しいですよ。(もっとはやくサンプルを持ってきて欲しいです)

 で、今回は教科書準拠のワークを使うのをやめてみようかなぁと思っています。あ、3年生の場合ですけど。思い切って、1・2年も含めた文法項目で構成されている問題集を使おうかなぁと考えています。教科書の内容は、授業のプリントでカバーしようかと。

 もともとワークを授業の中ではうまく活用しきれず、ほぼ家庭学習(というかテスト勉強用)の素材として使わせていました。まぁ、それでもずいぶんやってくれるようにはなっていたんだけど、教科書の中に出てくる表現をただ覚えさせるより、これまでに学んだこと振り返る機会の方が、今年一年は大切なんじゃないかなぁと思ったわけです。

 家庭学習で少しずつやらせるか、授業の中で学習タイムを設けるかは思案中ですが、例えば中間テストの範囲だって「3年の教科書の範囲+be動詞、一般動詞、未来表現」みたいにしておけば、「現在完了はさっぱりわからない」という子でも点数をとれるチャンスが広がるしね。まぁ、一番のねらいは「北辰テスト」のような会場テスト対策にもなるかなぁというところなんだけど。「中間の勉強していると、北辰対策にもなる」なんて、受験生には悪くない状況だと思うのです。しかも問題形式は英検を模してるから、英検対策にもなる!

 まぁ、そううまくいくかはわかりませんが、3年生に受験を意識しつつ、あきらめないで英語学習に取り組んでもらえるようにいろいろ手を打っていこうと思っています。