一本のろうそく

思いどおりにいかないことを
「当たり前」と思うにしても
最近自分なりにできる何かをしていたいよなーとは思う
なんとなく疲れたり
少しだけ喜んだりの繰り返し
やっぱり自分が関わることで
ほんの少しでもまわりに変化が生まれている気はする
自分がかかわっている集団と他とではやっぱり少し違うし
こうやって手の届くところから伝えていくしかないんだよなぁ
歩幅は短くても歩いていくしかないんだよなぁ
以前、お世話になった方のブログ「餓太毛虫」で見かけた言葉が
背中を押してくれる

 先輩の頼りなさや
 人間関係を暗闇と思い
 それを除こうとして
 暗闇の部屋の窓から
 暗闇を捨てて
 部屋を明るくしようとする
 そんな滑稽なことをやめ
 自分の使命に集中し
 自分がかかわる暗闇に
 一本のろうそくを灯せば
 おのずと光明が見出せる

そういえばこの方自身、こんなスタンスだったなぁ
私だって、具体的に何かをしてもらったわけではないのだけど(失礼)
「お世話になった」と自然に思えてしまう
そういう人に私はなりたい
 
 その昔、某書籍の巻頭言として書いた文章。途方に暮れたときは時々立ち止まって、これを読み返してみる。自分がリセットされる気がする。火を灯そう!