COSMOS その4(応用編)

COSMOS ECHO

 学校内の生徒同士を英語で繋いできたCOSMOSですが、これを使って他校と交流しちゃうというアイディアがCOSMOSエコー。英語ネイティブの中学生と交流するのも面白いけど、国内の中学生同士があえて英語でコミュニケーションしてみるのもおもしろい。

 で、実際にやってみるとすると、どういったプロセスが必要になるだろうかといろいろ思案してみました。

 まず、生徒指導的配慮から学校名はお互いに伏せておいた方が安全ですかね。最近は、ネット(モバゲやプロフ)なんかでも簡単に繋がれてしまえるので、何が起こるかわからない。「埼玉県内のある中学校」くらいにした方がいいかも。ただし海外の学校と交換する場合は、どんな人たちかちゃんと程度分かった方が面白いでしょうね。(集合写真を交換するなどしてみるとよいかな)

 そして、一応それぞれの上司に交換することは伝えておくと後々トラブルにはならないと思います。まぁ、英語というフィルターを通すし、こちらで「検閲」するので、トラブルにはならないとは思うのですが、校外のことが絡むので一応必要なプロセスでしょう。

 さて、交換の方法として一番簡単なのは、ある号のCOSMOSをそのまま相手校に送っちゃう方法。B校から届いたCOSMOSを、A校の生徒に読ませて、それについてレスポンスを書かせる。(レスポンスにしぼった方がいいでしょう。自発的な表現活動は、反対の活動の時に読んでもらえるので) そのレスポンスを打ち込んで、B校に送り返します。メールって便利だなぁ。

 B校では次号のCOSMOSに、自分たちのレスと、A校からのレスを掲載します。その際、それがA校からのレスであるとわかるようにしておいた方がいいでしょう。全部混ぜちゃってやる方法もあるとは思うんだけど、Exchangeしているという感覚をあえて味合わせてあげたいなと思います。

 単純に自分たちのCOSMOSだけをやっている時の倍の時間がかかってしまうので、あまり多い回数はできないと思いますが、3年生くらいで、イベント的に取り組んでみると、COSMOSに慣れてきた子たちにはとてもいい刺激になると思います。とりあえず2学期のうちに、1回はやってみたいですね。

>>COSMOS その5(評価編)