- 作者: 佐々木正悟,堀 E.正岳
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2009/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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だから、内容も純粋に学習本というより、「脳」と「ツール」に焦点を当てた攻略本といった趣き。全部この通りやろう(この通りやらないと成果が上がらない!)というタイプの本ではなく、自分に取り入れられるところをそれぞれが探す事典っぽく使うのがよいかも。目次の前についてる「目的別早見表」を見ていると、作り手もそんなスタンスを意識しているように思います。
「自分に必要な最低限の英語を身につけよう」というのが基本的なゴール。まずは、それがどれくらいの英語力なのかを知ることが一番大切。前に読んだ金谷憲先生の「英語教育熱」でもダブルスタンダードを謳っていたけど、(学校教育みたいに)一律に盛り上がろうとしているところに、最近の英語教育熱の怖さを感じます。そういう意味で、この本は不必要に煽るところがなくてよいですね。
結構アカデミックな意味での心理学的トリビアを交えながら書かれているので、面白いです。ツール類は最新の情報が載っているので、読むなら情報が古くなる前に。今のウチがおすすめです。
あ、ぼくもどっかで登場してますので、探してみてくださいね。(ってこの本読んでココに来てくれている方もいるのかな?)