茜さす、帰路照らされど

 1年生はやっとの思いで、I like〜とI don't like〜。両方いっぺんに導入し、練習しました。教科書の本文を活かして、

A: I like coffee.
B: Really? I like coffee, too.

のパターンと、

A: I like coffee.
B: Really? I don't like coffee.

のパターンを練習。同時に"Really?"の読み方の違いを考えました。ペアで練習後、coffeeを別の飲み物に入れ替えて練習。その後クラス全体でいろんな人と会話練習という形にしました。これで個人、ペア、4人組、班、クラス全体とひととおりの学習形態を体験したことになるかな。私の「1年生最初の10時間」は、そういう「ひととおりの経験」をさせることもねらいの一つになっています。

 このあと英文をノートに写させてみたけど、これが遅い!&汚い!&不正確!ということで、やっぱりここは時間がかかっても、そういうトレーニングを授業の中で仕込んでいくしかないかなぁと思っています。とにかくスペルを言ったらそれを正確に速く書き取れ、黒板に英文を書いたら、さっと書き写せる。そんな生徒になるための基礎を、1学期の中間テストまでに身につけさせたい。いっそ中間テストは、そういうスキルのチェックだけでもいいかなと思っているくらいです。

 2年生は、「母の日」の話からbe動詞の過去形導入へ。で、さらっとやってみたらあんまり定着がよくない。be動詞の現在形がちゃんと飲み込めていないからかな? ということで、もう一クラスはもう少しスモールステップで、is/am/areの使い分けから丁寧に指導。うん、少しは理解してもらえたかな。

 で、「24マス☆ライティング」を使って文を書く練習。これも「採点者代理制度」風。終わった順にプリントの上に番号を振っていったら、「10番までには終わらせたい!」と張り切ってくれる生徒もいて、よかった。採点者常連の方々も、仕組みをわかってきてくれたみたいで、私は安心してまだ終わってない子のフォローに行けます。

 ちなみに「24」のbe動詞過去形編はこんな感じ。

  (1)sleepy  (2)a good student  (2)の疑問文  (2)の否定文 
I
You
He
My mother
Rob and Kei 

 学びが深まってくれてればいいんですけど。