SETC&ASTEK6月のご報告

 少し間が空いてしまいましたが、先日はお世話になりました。いろいろ行事が重なっている中、10人の方にご参会いただきました。(初参加の方もありがとうございました!)

 前半は、私から中嶋塾の報告。ビデオ授業研であまりいい授業がお見せできず、結構落ち込んでいたところだったので、みなさんからの励ましで、ずいぶん元気が出ました。ありがとうございました。

 後半は、埼玉大学准教授の及川賢先生。「英語が頭に残る授業を目指して」と題し、教科書のクリエイティブな使い方についてお話いただきました。

 メールやブログでは頻繁にやりとりをさせていただいてはいたものの、お会いするのは初めてでドキドキしてましたが、とっても気さくな先生で、講話というよりワークショップ風に進めていただきました。

 まずはいろんな音読方法をご紹介。個人的にはRead & Look upについて疑問点があったので、いろいろ伺いました。(実はまだすっきりしてないんですけど) 生徒が英語を「読めるようになるプロセス」について、すごく興味が沸きました。

 また、教科書の場面絵などもPicture telling風に使い回してみたり、まさに「教科書に捨てるところなし」なアイディアの数々にはびっくりしました。勉強になりました。

 振り返ると、「戻る」「再利用」が教科書のクリエイティブな使用法の基本のようです。私もいろいろ試してみようと思います。

 帰り際、及川先生は、

「こうやって小さな勉強会が機能していることが、とっても大切なんですよね」

 とおっしゃってくださいました。草の根であってもこうやって続けていくことに意義があるんだと思います。そして、ローカルなものであることにも、きっと意味があるんだと思います。

 来月は7月18日(土)にやります! 終業式の翌日ですけど。どうぞお楽しみに。