プリントを捨てられなくするハック

 もうすぐ30万アクセスですね。キリ番踏んだ方は、お知らせを。(たぶん)粗品を差し上げます。カウンタをデジカメで撮るか、PrintScreenなどで証拠を残してくださると素敵です。

 さて、今日の授業ハック。

 せっかく作ったプリントも、すぐに捨てられちゃ意味がない。以前、「パラパラマンガでプリントを捨てない」というハックもご紹介しましたが、あれはやはりちょっと手間がかかる。(実際、あまり長続きしませんでした) 今回のはもっとシンプル。

 タイトルを、白抜きで印刷すること、です。

 [DL]から私のプリント類を見ていただくとわかるんですけど、プリントの一番上にあるタイトル文字が、だいたい白抜きになっています。しかも、できれば太めのフォントで書いておくとベスト。

 このプリントを配ると、何が起きるのか。

 実は、多くの中学生は(特に女子!)、このプリントをもらった瞬間、白抜き部分の色塗りを始めるんです。これが面白い。全部同じ色で塗る子。一文字一文字色を変える子。様々ですね。まぁ、色塗りに夢中で、プリント配ったのに説明聴いてない子がいたりするので、そちらも注意が必要ですが、授業後でも結構塗っている子がいます。

 そして、自分で色を塗ったプリントは、捨てません。愛着があるんでしょうね。不思議ですが、そういうプリントが教室に落ちていることはありません。

 人間は、空白があると、埋めたくなる生き物のようです。そんな習性を、あえて利用してみました。結構効果があると思いますので、どうぞお試しあれ。

 もっとも、ScanSnapなんか買って「紙はどんどん捨ててしまいたい」と考えているライフハッカーのみなさんにとっては、アンチなハックになってしまいますね。ご注意を。