小林賢太郎という才能に嫉妬する

 あ、料理研究家じゃないよ。絵のうまい方ね。あ、ケンタロウもうまいか。

 昨日届いたDVD「DROP」を大画面で鑑賞。これまでのソロ公演もそうだけど、「お笑い」という枠にとらわれず、彼のスキルを遠慮なく見せつけるショーといった趣き。マジック、アナグラム、映像に合わせたパントマイム、落語とホントなんでもやります。今回の「音効さん」ネタも圧巻でした。ちょっと「ラジオの時間」思い出したけど。

 しかしこの人はなんでもできるんだなぁ。どこまでもマルチな才能(と努力)に憧れる、というか嫉妬します。ぼくも絵や音楽や文章は好きだけど、この人の場合身体表現もできる、というのがすごい。ぼくもマジック練習したくなります。(まぁ、トランプは買ってしまったけど)

 たぶん、2人組のラーメンズだからできること、ソロだからできること(あるいはやりたいこと)が、すごく明確なんですね。だから、見に来る人たちが求めているものも違う。それをわかって上で、好き勝手に遊んでいる感じです。これまでの2作品に比べるとおとなしめの内容でしたけど(見る方が慣れただけ?)、少しずつ広がる小林ワールドに、ぼくは納得です。これくらい小出しでいいです。

 ということで、もう一度ご紹介。

Kentaro Kobayashi Solo Performance Live Potsunen 2008 『DROP』 [DVD]

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