シーズン2

 2年生の授業は、引き続き「ぐるぐる」で教科書。ダメ出しをされた生徒がムキになって何度も練習する姿が素敵です。こういう「意味のある切り返し」が大切だよなぁと実感。ただ、せっかくならテスティングで終わらせずに、その結果身についたスキルを使って、何か表現や吸収ができる活動を仕組んで行きたいですね。

 3年選択では、今年もポッドキャストづくりに挑戦中。いよいよ2学期からは、本格的にスクリプト作成と録音に入る予定です。今日の授業では、番組の基本構成と分担、そして企画会議をしました。

 昨年は2人組を基本に、交代でみんなが「司会」「CM」「会話ゲスト」などの役割を体験できるようにしたのですが、すると自分の番が回ってくるまでずいぶん時間がかかってしまう人も出てきて、バランスが悪いなぁと感じていました。そこで、今回はメンバーを「アナウンス部」「広報部」「報道部」「エンタメ部」の4つに分けて、毎回その4部門が番組に登場するようにしてみました。

 メリットは、番組に継続性が生まれること。エンタメ部では、連続ラジオドラマをやりたいとのことなので、そういう企画をやるには、メンバーを固定した方がおもしろそうです。アナウンス部の子たちは何度もMCをやるので、どんどん慣れて、よいパフォーマンスを示せるようになるのではと期待しています。

 デメリットとしては、どこか1部門でも制作が遅れると、番組全体の編集・アップロードが遅れてしまう可能性があること。他の部門と競い合いながら、コンスタントに番組が聞いてもらえるように支援していきたいです。

 ちなみにエンタメ部の人数が多いので、「みんなが出番あるようにしてね」と声をかけると、一部男子を指さして「この人たちは効果音で出演です」との返答。おいおい、どうやって選択「英語」の評価をすればいいんだよ、そいつら。って思ってたら、「『表現の能力』ということで評価してあげてください」だって。(笑) さすが、3年生。通知表、よく見てますね。(結局、ぼくの企画したコーナーでも出演させることで落ち着きました)

 早ければ来週から録音開始。どうぞ、お楽しみに。