ナラティブな世界に

 今日もiPhoneネタ。あ、でも結局は英語教育ネタ。

 最近、私の周りでもやっとiPhoneに手を染めるを購入する人が増えてきましたね。あとから買った人たちの方が高機能なのがやや微妙ですけど、仲間が増えるのはうれしいことです。特にいろんなPDAスマートフォンを渡り歩いてきた人たちにとっては、本当に革命的な電話機だと思います。まぁ、電話機というより「電話もできるPDA」といった趣ですけどね。

 さて、今日ご紹介するのはAudioBooというアプリです。

 いわゆるボイスレコーダー系アプリなんですけど、録音したものをそのままネット上にアップロードすることができ、しかもそれが自動的にTwitterにも配信されるというものです。もちろんブログ等にも貼り付けができるので、ちょっとしたPodcastを即席で作ることができます。しかも勝手にRSS配信もしてくれるし、iTunes経由での購読も可能。かなり便利です。

 2台のiPhoneを使って、交互に録音→アップロードすることで、限りなく「生放送」に近づけてしまうなんて企画をやっている方もいらっしゃいます。それもおもしろそうだなぁ。

 で、この番組を聞いていて、ぼくも似たようなことをやってみたいなぁと思いました。というか、前々から考えてはいたんですけど、英語教育に関わる方々とミニ対談を録音してPodcastにしたいなぁと思っているんです。アプリの特性上、BGMも編集もないシンプルな番組になるでしょうけど、sustainabilityを考えると、この方がいいんじゃないかなぁと。

 ねらいの一つは、ブログなどの発信手段を日頃利用されない先生方を「ナラティブ」な世界に引き込んでしまおう、ということ。著名な先生より、数多くいる「普通の」英語の先生方の「語り」を届けたいと考えています。それなりの数が集まったら、それなりのPowerになると思うんですよね。

 それから、自分のスキルアップのためにも利用したいと思っています。このアプリの録音時間がそもそも5分と限られていますので、限られた時間の中で、相手の言いたいことを引き出す(聞き出す)パーソナリティーとしてのスキルを磨きたいなぁとも考えています。授業中、自分ばかりが話してしまうことへの戒めから、意識していることです。

 と、企画までは立派なんですけど、実際に稼働するかは未定。そもそも出演してくれる人を見つけないと成立しない企画ですから。何度か試してみましたけど、「ひとり語り」は結構間が持たなくて辛いです。やっぱり対談形式じゃないとね。声をかけられたら、逃げないで出演してくださいね。

 とりあえずサンプル音声はこちら。
 http://audioboo.fm/boos/66295-1
(hatenaブログだとembed codeで埋め込めないんですね…それだけ残念)