トーキョーは夜の7時

 2年生は引き続き、行間を読み取るレッスン。ちなみに今日はLesson4Dでした。本文はこんな感じ。

Jack: How's London, Shun?
Shun: It's great. I love London.
Jack: Well, do you have to go back to your uncle's house for dinner tonight?
Shun: Yes, I do. But I don't have to be there till seven. What's up?
Jack: Shall we go to a football match?
Shun: American football?
Jack: No, no. Football means "soccer."
Shun: Really? I love soccer.

 で、私はこんな問題にしてみました。

問 俊の帰宅予定時間は何時ですか?

 多かったのは「7時までに帰宅」という答え。"till seven"に引きずられてしまったペアが多かったですね。同時に"be there"がどこを表しているかを読み取ることもポイント。これは、いわゆる「中嶋流」のOpen-endな質問ではありませんが、何度も読み直さないと、答えにたどり着きません。和訳をさせるより、答え合わせが簡単で(短時間で全ペアに時間を答えさせましたから)、「ちゃんとわかっているかを確認できる」という点でよい質問になりました。

 中には「先生、今Piccadilly Circusにいるとすると、(ロンドン市内と思われる)おじさんの家までどれくらいかかりますかね?」と質問し、なにやら計算を始める生徒もいました。私としては「おまけ発問」として、

問 今日は何曜日でしょう?

という問題も提示。イギリスでは土曜日の午後3時からサッカーのフットボールの試合が始まる、というトリビアを教えてあげました。

 最後に、

問 Really? I love soccer.という英文をどう読むか?

という問いを考えさせました。文脈から「俊はアメフトにはあんまり興味がなくて、サッカーなら好きだ」という嗜好を読み取った生徒は、喜んで興奮した様子で"Really?"を読んでいました。そのまま音読につなげたかったのですが、時間切れ。この辺の橋渡しをもう少しうまくオーガナイズしたいものです。

 ただ、このブログを書くためにコンピュータ内を検索してたら、去年同じ単元を教えるために作ってたワークシートを発見。今よりもっとClosedな質問ばかり設定してました。塾で予習しちゃってたら「聞く価値がない」授業になってしまっていたかも。そう考えると少しは進歩してるかな。

 午後は出張。スピーチ打ち合わせでした。

 T内先輩が買ったばかりのMacBookを見せてくれました。そこについてたキーボードカバーがすごくかっこよくて、ぼくも帰宅後すぐにAir用のカバーを注文しちゃいました。しかもJISキーボード(日本語)モデル・かな無しバージョンっていうのがクール。たまってたamazonポイントを使ったら84円で買えました。ラッキー。