朝からいろいろあってドタバタ。学校というところは、予想もしないようなことが起こる場所ですね。びっくりです。
2年生の授業は道案内。「今どこに案内しているか」を聞き取る練習を何度も何度も。地図上の上から下に向かっているときは、右左が逆になるので要注意。地図自体を回転させて、歩行者目線にしている生徒もいました。賢い。理科のテストなんかでも、「フレミング左手の法則」を問題に適用しようと、体や手をねじりながら考えてる生徒がいますが、問題用紙を回転させてあげれば、意外に簡単だったりするのと同じですね。
仕上げに、教室内を街に見立てて、「ナビゲーター」の指示に従って「旅人」を歩かせてみる。ゴール予定地(の机の中など)には事前にこっそりステッカーをかくしておいて、無事にたどり着けたらステッカープレゼント!にしました。実際に体を動かしてみると、どこに注目して聞けば(言えば)いいか、感覚的にわかってくるもんですね。代表2ペアのみ挑戦させましたが、少人数なんだし、全ペアやらせれてあげればよかった。次回、時間があれば挑戦してみましょう。
さて、道案内に困ったら「日本語でもいいじゃん」という身も蓋もない話をする。それ以外にいい切り抜け方はないか?と投げかけたところ、"(手招きしながら)Come on!"なんて意見も出たので、"Follow me."も教える。そして究極の"Do you have a map? You are here. The bank is here."を伝授。外国人に道を聞かれても、とりあえず逃げない生徒に育ってほしいものです。
昔、ロンドンの地下鉄で、現地のおばあちゃんに道(というか出口)を訊かれたのを思い出す。この際、英語を(上手に)話せる人より、(英語は片言でも)駅構内の構造を理解している人の方が、「頼られる側」になることを学びました。よい経験。
それから、ぼくがどう見ても日本人だからって、(本当は話せるんだけど)日本語で話しかけずに英語で話しかけてくれた英国のジェントルマンを思い出す。英語を勉強しにきていた自分としては、英語で話しかけられたことをすごく誇らしく思ったことを思い出す。以来(日本国内では)外国人ぽくても、まずは日本語で話しかけるようにしています。
1年生はbe動詞と一般動詞の区別を説明したあと、数字。特に11〜20のスペリングをチェック。定着しづらい部分ですね。thirteenとfifteenが曲者。ページ数と電話番号の聞き取りに挑戦、とこちらもリスニング中心の授業。次回は"Don't say 21"などでもう少し活発な授業にしたいものです。
テストまであとわずか。こちらも少し焦り気味な授業展開。試験範囲は短いので、ある程度とってくれるとうれしいんですけどね。
すっかり寒くなってカーディガン日和。帰り道に、また薄手のセーターやら、カーディガンやら買ってしまった。最近お金使ってるなぁ。ま、いっか。