ドアをノックするのは誰だ?

 今年も終わります。実感ないけど。

 ここ数日家にこもって年賀状作ったり、ブログ書いたりしてたので、TVも観てないし全然歳末気分が味わえないままです。いきなりお正月なんだろうなぁ。

 さて、2009年も充実した一年でした。ざっと大きな出来事を振り返ってみます。

 3月に愛車MINIを塗り替えました。これまではオールドイングリッシュホワイトでしたが、思い切って淡い水色に。40年ほど前にオースチンのMini Sevenが出たときの色を再現してみました。深刻化するさび止めも目的なので、一度ボディをバラして、下地も塗り直して、綺麗に仕上げてもらいました。お金と時間が結構かかったけど、まぁ新車を買うことを考えれば安いもんです。あと10年は今の色で乗りたいですね。現在約12万kmです。環境性能は何もついてはいませんし、音もうるさいけど、ある意味エコでしょ。



 4月にはずいぶん前から準備してた「英語授業ハンドブック」が店頭に並びました。これは感動でしたね。思わず本屋の棚で探し出して、無意味に平積みにしたりしてました。迷惑ですね。STEP英語情報にも文章を書かせていただきましたけど、印刷物にするということの責任の重さを味わいました。「もう書き直せない」という緊張感はすなわち、ひとつひとつの授業やその他の教育活動にも通ずるように思います。彼らの中学校生活は一度だけですから、最善を尽くしたいです。

大修館 英語授業ハンドブック 中学校編 DVD付

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 公開授業、研究授業もずいぶんやりました。特活の校内研修、中嶋塾の3Dビデオ授業分析2回、10年時研修の研究授業。レッスンレシピや指導案を何枚書いたかなぁ。間違いなく言えることは、授業者が一番勉強になりました、ということ。どれも満足のいく授業ではなかったけど、授業ビデオも手元にたくさんあるのでこれから復習(復讐?)を。この休み中にビデオはちゃんとDVD化して、整理しておきたいと思っています。(まだお送りできてないみなさん、すみません。)

 デジタル関係で言えば、MacBook Airを買って、いろんなネットサービスを多用するようになりました。記憶を外部ストレージ(orネットサービス)に任せるようになったので、物忘れが激しくなった気もします。(先週なんか、忘れないようにメモしようとノート開いたら書こうとしてたこと忘れちゃってたし) iPhoneの使用頻度も上がりましたね。これまでいろんなPDAを試してきましたが、本当に別格です。便利。来年すぐのアップルの発表が今から怖いです。今年の最後には、自分(とiPhone)へのご褒美でちょっといいヘッドフォン買っちゃいました。iPhoneコントロールもできるので便利です。(って今日届くんですけど)

Atomic Floyd マイク付きカナルイヤホン HiDefDrum AcousticSteel SAF-EP-000005

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 夏くらいからTwitterを始め、さらにネット依存の生活が濃くなった気がします。でも、ここに来てオンラインとオフラインの2つの世界が微妙につながり始めているのを感じてて、これからもっと楽しいことが起こるんじゃないかって、すごくわくわくしています。Twitterはそういう可能性を秘めたツールですね。ヨコのつながりを目指した2.0よりさらに上を行ってる気がします。紙では再現できない2.5もしくは3.0な世界ですね。

 振り返ってみると、本当に「人」に恵まれた一年でした。

 ここまで書き連ねた様々なできごとは、全部誰かがぼくのために骨折ってくださったことばかり。本当にありがたいなぁと思います。「運命」という言葉はあまり好きではないのですが、「縁」という言葉は好きです。なんか、自分も一緒に作っていくもののような気がするからです。

 そして何よりぼくは、生徒に恵まれています。

 送り出した3年生も、新しく迎えた1年生も、それ以外の生徒たちも、みんな素直で楽しい子たちばかりです。毎日笑ってばかりの生活です。(もう少ししゃきっとしないとまずいかな?) 彼らがこれからも「楽しい今」を過ごせるように、がんばらなくちゃなぁ。ん? 普段そんな偉そうなことあんまり考えてないよなぁ。ぼく自身が彼らと「楽しい今」を過ごしたいなぁ、だな。うん。

 そんなわけで、2009年が終わります。今年以上に楽しい2010年のドアをそっとノックして、開けてみます。

 どうかよいお年を。