さてさて、新年早々「英語授業」&「ガジェット」ネタです。
昨年から「授業でiPhone/iPod Touch」を使おう!と呼びかけて来ました。単にラジカセ替わりに使うのもいいですが、それだったらiPod nanoで十分。TouchやiPhoneを使うなら、いろいろあるアプリを使わない手はありません。実際に授業で使えそうなアプリも充実してきましたので、ここらへんでまとめてみます。
プレゼンタイマー(無料)
指定した時間に「チーン」とベルの音が鳴るタイマーアプリ。1分、3分、5分で鳴るようにする、など指定が出来ます。分単位でしか設定できないのがやや惜しいところ。スピーチ発表はもちろん、ペアやグループでの作業にも使えます。ぼくは総合の発表会なんかでも司会の生徒に持たせて使わせてました。
PowerBeatFree(無料)
これまではメトロノームアプリを使ってましたが、どうしてもリズムボックスっぽいのが欲しくていろいろ探してたらいいのがありました。有料版もありますが、無料版で十分です。いろんなタイプのリズムがプリセットされてて、スピードコントロールも自由自在。チャンツや単語練習、歌の練習などに大活躍です。新しいパターンも作成できます。
SoundBox(無料)
笑い声、ブーイング、拍手などいろんな効果音がボタン一つで鳴り出します。いや、それだけなんですけど。面白いのは録音機能。声や音を録音しておけば、ボタン一つで再生できるようになります。教科書音読や英語劇の効果音とかでも使えるかも知れませんね。
iKaraoke(700円)
有料アプリですが、3,500曲の洋楽がダウンロード可能です。ヒット曲なら一通りあると思うので、英語の歌の仕上げにカラオケ版でやってみるのはどうでしょうか。ただし、昔のMIDIで作ったようなカラオケですので、ちょっと音がしょぼいものもあります。カラオケがない場所で、宴会(レク)用として使うのもアリかな。
なお、洋楽は少ないものの音がいいのは「UTAMO」(350円)です。このクオリティはさすが日本製です。
AudioBoo(無料)
録音した音声をクリック一つでインターネット上に公開できるアプリ。Podcast(っぽいもの)が簡単に作成できます。1回の録音は5分までです。Twitterとも連動します。生徒の発話を録音して自分で聞かせるとか、ALTの発話を録音して自宅で練習できるようにするとか使い道は広がりそうです。
今月、7インチくらいのiPod(キーボードなしのMacBook)発表の噂もありますが、教室に持ち込むには依然iPod Touchが軽くて便利です。本来英語教育向けに作られたわけではないアプリであっても、工夫次第でいろいろ使えそうです。アイディアを共有したいですね。
Apple iPod touch 第3世代 32GB MC008J/A
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