SETC&ASTEK1月のご報告

 土曜日は1月例会でした。今月は9名の参加。

 はじめて参加してくださった方も4人。

 中には、遠く新座から来てくれた私の同期の方、また偶然にもその人と同じ学校の方、そして寄居から来て下さった高校国語科の方など、バラエティ豊かなメンバー。もちろん、いつも会を支えて下さっている「常連」の方々も。

 序盤は授業で使えるiPhoneアプリ講座。

 私がブログで紹介したものなどを、実際に見てもらいながら体験。参加者のうち、4名がiPhoneユーザーとのことで、さながら別サークル「でじたま(デジタル教材in埼玉)」の趣き。私の最新のPodcastも聞いていただきました。好評だったので、次回もICT講座をやる予定です。一応今のところ、「iPhoneで手軽にリスニングテストづくり」ということで、みなさんに参加・体験してもらう予定。お楽しみに。

 さて、この後が本題。

 まずは英語ディベートの体験講座。O島先生の「ディベート授業」にみんなで参加してみました。「政府は子ども手当を学校に渡すべきだ」というアジェンダでやってみました。

 で、感想ですけど、すごく面白いけど、本当に難しい!

 否定側でやってみましたが、「英語で何て言うんだ!?」という負荷も掛かってましたが、それ以上に相手を納得させる意見の設定に悩みました。こんな難しいことを中学生にやらせようとしているのか。このおもしろさを実感させるためには、生徒を引き込むアジェンダの設定と、関連表現のインプットが大切に思いました。

 あとは、どこまで「論理的」であることにこだわるか。もちろんそこが面白いところなんだけど、あえてハードルを下げてみるにもいいのかな、とも思いました。

 最後に「ジャッジ」をしていただき、終了。とてもいい経験になりました。

 そのあとに、中嶋塾でお世話になった秋田県のO野先生による中学生のディベート授業をDVDで参観。

 中学生が、友達の発言を適切にメモしながら、いきいきと自分の意見を英語で表現している姿に、参加者から感嘆の声が聞こえました。私は、12月にも拝見しましたが、本当にすごい。もちろん、ディベートの授業だけがすごいのではなく、そこに至るまでの仕掛けがすばらしいんでしょうけど。

 私の切り盛りが悪く、この授業について詳しくご意見をいただくことができず、残念でした。

 今月は、いつも以上に活気溢れる例会にとなりました。ご参加いただいたみなさまに感謝です。次回は、2月20日(土)を予定しています。三郷市立栄中学校・W部先生によるビデオによる研究授業です。

 詳細は、またご案内いたします。たくさんのみなさんのご参加をお待ちしております。