始まりましたよ、ドキドキの特論C。リサーチについての初歩的なものを読んでいます。みんなで分担しながら、要約したり、質疑応答したりして、読み進めていきます。
それにしても、なんとか読んでくることで必死で、自分の言葉になんか全然できないことに愕然。(って、先生が一番愕然)
本を読んで、そこに書いてあることを自分の言葉で言えなければ、「じゃあ、何が書いてあんの?」という問いに対しては「わかりません」って答えと同じになってしまうんだなぁ。そんな当たり前のことに気づかされた一日。
自分の言葉にすることで「わかったつもり」とか「わかったふり」があぶり出されていく。本当の意味でのreading comprehensionって、こういう風にしか測れない気がする。というか、こうでないと少なくとも「自分が」わかったかどうかはチェックできないのだろう。よく中学生にペアワークで、聞き取ったことや文法事項なんかをお互いに説明させたりするけど、あれも同じですね。わかったなら、言えるはず。言えないなら、わかってない。
そして自分の発音の未熟さ。何度も止められ、やり直し、でも「これ、治んねーな、今は」と据え置かれ(笑)、前途多難です。まぁ、これはわかってはいたけことだけど。わかっていたけど気づかないふりをしていたことを、気づかせててれる先生なのです(涙)
冷や汗の連続です。
授業の終わりには、先生からステッカーをもらいました。わーい。あれ!???
「ご褒美ステッカー」はよくあるけど、「ダメ出しステッカー」って初めて見た!(涙) うーん、「何ができるか」より「何ができないか」を知ることの方が、(向上心のある)学習者には大切だってことでしょうか。なんか、いろんなところで、自分の中の常識が揺さぶられていきます。
それにしても発音…。
まぁこればっかりは特効薬もありませんし、地道に練習するしかないですけどね。(←ということを、教えたいんだろうなぁ) ということで、経典を開いて1から0からコツコツとがんばりますか。
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