授業参観で大活躍のおすすめノート

 さてさて、そんなわけでいろんな学校に授業参観に出かけてます。この際だから、この2年間で全都道府県まわるくらいの意気込みで(意気込みだけね)、あっちこっち行っておこうと思っています。著名な先生方の授業を生で見てみたい、というのもあるけど、もっと見てみたいのは、同世代の先生方の授業。すごく刺激を受けます。そしてブログやTwitter、各種の研修会などで知り合った全国各地の先生方の授業も見てみたい。声がかかったら、(忙しいでしょうから時期等は相談しますので)普段の授業でいいので、どうか断らないで見せて下さいね。

九.  いつ誰に「授業を見せて欲しい」と言われても断るな。(若林俊輔先生曰く、「他人には見せられない授業を毎日生徒には見せているのか?!」) 「授業を見せてください」と頼んで断るような先輩教師は見限ってよし。
(「靜流英語授業道 心・技・体 十五戒」より)

 さて、そんな授業参観にオススメなノートのご紹介です。

 このノート、最近ぼくのお気に入りのスリムB5というシリーズの1つなんですが、これは方眼罫であることと、裏表紙が厚紙になっているのが最大のポイントなんです。そう、立ったまま書くことを想定してデザインされたノートなんです。

 当然、裏面がしっかりしているのはノートの右側だけ。だからぼくは、授業中に気づいたことは右側のページに書いていき、左側は使わないで空けておく。で、授業後にメモを振り返りながら授業を思い返し、気づいたことや疑問、学びを左側のページに書いていく、という風に使っています。

 サイズもコンパクトで、持ち歩きもしやすいですし、なぜかこのシリーズで唯一40枚綴りなので、気づいたことをどんどん書いていけます。かなりオススメです。

 授業参観の視点はいろいろありますが、特にこだわっているのは「教師の発問」「生徒の発言」「授業を見ながら考えたこと」などは、吹き出しの形で囲いながらメモしていること。視覚的にわかりやすくする意味もあるんだけど、授業中にぼくの前を通りかかったことばを網で捕まえて保存していくような気持ちです。あとで見返してみても授業のライブ感がよみがえってくるので、こちらもオススメです。

 ちなみにこのノートをもとに、参観した授業について毎回A4一枚でまとめるようにしています。こちらもフォーマットを決めているので、ノートのメモを見返せば、簡単に作れるようになっています。負荷が少なくないと続かないですから。少しずつこの記録が溜まっていきますが、のちのち自分自身にとってかけがえのない財産になりそうです。

 こんな感じ→参観レポ_20100515_信大長野中.pdf 直