キム仮説

 統計学に苦しんでいます。

 まだ自分の研究に実際に援用する段階じゃなくて、基礎を習ってるところなんですが、これまでの人生で数学的なお勉強をサボってきたツケがこんなところで襲ってくるとは、と猛烈に後悔しています。しかも、計算式などの「数字」の部分だけでなく、帰無仮説などの「言葉」による論理的思考の部分でも躓いているってのが、個人的には結構ショック。

 ちなみに現在授業で読んでいるのはコレのChapter4 "Analyzing survey data statistically"です。

Using Surveys in Language Programs (Cambridge Language Teaching Library)

Using Surveys in Language Programs (Cambridge Language Teaching Library)

 これまでにも別の文献で同じようなものを学んできたのに、それがどんなもので、どんな時に使えるモノなのか、自分の口で(もちろん英語で)説明することができません。まもなく前期の授業も終わっちゃうので、夏休み中にもう少しお勉強しておかなくては。というか、これまで学んできた概念をし整理整頓するようなものを読まないとダメかなぁ。

 夏休み中には、某TG大にお邪魔して、夏季統計ゼミにも参加するけど、そちらはどちらかというと統計ソフトを使っての演習がメインのよう。理論については、やっぱり自分で復習しておかないとダメっぽいですね。

 ということで、この週末は一冊読んでみましたよ。

マンガでわかる統計学

マンガでわかる統計学

 一気にカジュアルというか、レベル落としましたけど(笑)、自分がどこまでわかってるのか(どこからわからないのか)が知りたかったので。でも結構難しかったですよ。しかも、これまで英語でばかり読んできた反動で、専門用語の日本語訳がパッと出てこない…。まぁ、具体的な事例と数字を織り交ぜて説明してくれてたので、整理できた部分もあります。でもなんかモヤモヤが残ってる。うーん、どうしたものか。

 しかしマンガだとコマ割りとか絵のクオリティとかキャラ設定とか、別のところにぼくの関心が行ってしまうのはご愛敬。このマンガは、絵の質も設定やストーリーも(ベタだけど)よくできていて、個人的には好感が持てます。統計学そのものよりそっちに感心してばかりで、今回のような何かを説明するマンガの書き方についても、多くのことを学べました。って、何を学んでいるんだか(汗)