無い物ねだり

 昨日まで3日間、統計ゼミに参加してました。

 東京学芸大学の英語教育の人たちが毎年おこなっているものに、飛び入り参加させていただきました。他にもいくつかの大学院から参加者が来てて、ちょっとした「学生フォーラム」的な空間でした。

 学芸の人たちは、D(もしくはポスドク)の人が講師役を、M1が会の運営を、M2はグループのリーダーとして、それぞれの分担で動いてくれました。そういう伝統ができてるから、「来年はあれをやらなくちゃ(やれるようにならなくちゃ)いけないんだな」と、いい意味で追い込んでいけるんですね。すごいです。

 統計に関する知識もそうですが、外部からの人も受け容れ、説明し、人を動かす。こういう経験が、教員になってから役立つスキルを伸ばしていくことは間違いありません。そういう意味で、よくできてるなぁと思います。「この人、いい教師になりそうだなぁ」と思わせる人もいました。

 さて、たくさんの院生が集まりましたので、自然とそれぞれの研究や進路、大学の先生の話などの話に花が咲きました。こういう経験も貴重でした。特に院生の「学習環境」を巡っては、いろいろ比較して盛り上がりました。個人的には(外大はさらに綺麗らしいんだけど)学芸大の院生室がすごくうらやましかった。統計ソフトが自由に使える環境もうらやましいです。無い物ねだりなのはわかってるし、ここに書いてもしょうがないんだけど、一応いろんな人が読んでくれると期待してあえて書いておこう!

ぼくたちもああいうのが欲しいです!

 それから人数の問題。

 学芸は大所帯なのですごく活気がある。いろんな興味や関心を持っている人が集まってるから、学びも深まりそう。ただ、先生に個人的に指導していただくのはひと苦労のようです。その辺はトレードオフですかね。うちは小規模だからこそ、「濃い」指導を受けられてると思いますし。

 でも、こうやっていろいろな人たちとつながれたことが何より楽しいです。きっと大阪や筑波でも会えるでしょうから、お互い刺激し合いながら、切磋琢磨していきたいです。

 あ、大学の周りに美味しそうなラーメン屋が多いのもちょっとうらやましかったり(w