画面が広いことはいいことだ

 iPadが私のもとにやってきて1ヶ月ちょいが経ちました。自分のMacBook Airが現在大変なことになっているせいもあって、ノートパソコンを外に持ち出すことがこの1ヶ月まったくなくなりました。出先にはiPadを連れて行ってます。なかなか快適。

 これまでiPhoneでブラウズしていたアプリも、iPadの大画面になると、さらに使用感が向上します。Evernoteに蓄積したPDFファイルを見るにもちょうどいい大きさ。気になる論文はとりあえずEvernoteに入れておいて、時間のあるときちょっと読んでみる、なんてことが気軽にできるようになりました。

 で、最近特に愛用しているアプリをいくつかご紹介。

 英語教育関係がメインですが、たくさんのブログを追うのに愛用しているのがgoogle readerと連携するのRSSリーダーアプリ「Reeder」です。iPhone版もありますが、こちらもiPadの方が画面が広いから記事の選択→閲覧が快適です。

 Mac用もあるので、最近はこちらも愛用しています。(→Reeder公式サイト

 スケジュールとToDoについては、iPhoneではそれぞれ別アプリで管理してました。ネットではそれぞれgoogle calenderとtoodledoにデータを入れていって、それを「Refills」と「Todo」というアプリで持ち歩いてた感じでした。ところがそもそも「やりたくないけどやらなければならないこと」も載っているToDoアプリって、だんだん億劫で開かなくなっちゃう(笑)それじゃあ意味がないからと、スケジュールとタスクを同じアプリで管理することに。

 ところが今のところgoogle calenderとtoodledoの両方に連動してるアプリって、「Pocket Informant HD」しかないんですよね。ということで一択でこちらを導入。

 思い返せば、iPhone紀元前のWillcome W-Zero3時代にもお世話になっていたアプリなんですが、色合いがいかにもWindows的で、すごく「ビジネス」な雰囲気。小さい画面だとごちゃごちゃした感じがしてました。でもiPad版は画面も広いので、そういうのが少し拡散した感じ。思ったほどは気にならなくなりました。それよりも一画面でスケジュールとToDoの両方を確認できるのはすごく便利です。

 最後にご紹介するのは他の人にはどうでもいいかもしれないアプリ。タイマーアプリの「Time Timer」です。

 これ、何分に設定しても、その時間を100として今相対的にどれくらいの時間が経過したのかを視覚的に表示してくれるタイマーなんです。ただそれだけなんですけど、お勉強や作業の追い込みにすごく役立ってるので、個人的にはいきなり神アプリの領域に入っています。

 例えば英文を読むのが異常に遅い私は、これまでも1ページの目標時間を決めて、それより早く終わるようにストップウォッチなどで自分を追い込んできました。でも数字よりこうやって残り時間を視覚化しちゃった方が、心理的な(いい意味での)圧迫感が格段に増します。ちらりと見ただけでも感覚的に「あと半分!」と確認できますので、プレゼンの進行目安としても使えそう。iPhoneアプリではありますが、iPadを机の上に立ててデカデカと表示して使ってます。

 授業でも使えそうですね。ペアワークや個人作業の時に教卓に置いておけば、後ろの方の生徒も時間が確認できて便利かも。本当はスクリーン上に提示できれば完璧なんだけどなぁ。

 ということで、iPadで豊かになりつつある私の生活。iPhoneは電車の中と布団の中でしか使わなくなっちゃったなぁ。通話もできるPocket WiFiも出てきちゃったから、こうなってくるとブラウズをiPadに集中させてiPhoneを棄ててしまうという選択肢もアリかなぁと思ってしまいます。まぁ、もうしばらくは両方を使い比べながら、自分の生活にあった使い道を探っていくと思いますけど。

 とりあえず言えることは、画面の広さがもたらす快適さは格別です、ということ。紙メディアほどではないけど、「持ち運べるデジタル機器」の一覧性が急上昇した感じがします。なんて言ってるけど、実は歳を取って小さい字が見づらくなってきただけだったりして…。