最後の言葉 編


 2004年3月。前任校1年6組の3学期最後の学活を終えての一コマ。

 生徒たちはサプライズが大好き。こっそり色紙を用意してくれていたり、全員で歌を歌ってくれたり、担任を泣かせようと必死になったりします。でも実はこっそり準備している様子がバレバレだったりするのが中学生のかわいいところなんですが、この年はまったくそんな気配を感じませんでした。だから、最後に学代(学級代表委員)が「先生!」って叫んだときには、ホントにびっくりしたものです。

 しかし、こんなオチ。いや、別に何かやってくれなくても、最高に楽しかった1年間だったんで構わないんだけど、まさかの「先生!」に勝手に妄想が広がってしまったわけです。

 ちなみに、このあとはというと…

学代「先生!雑巾は持って帰った方がいいですか?」
私 「そうだねぇ、今日持って帰っておきましょう」
日直「礼!」
全員「さようなら〜」

という不思議な流れ。こうして1年6組は解散したのでした。彼ららしいというか、なんというか。

 個人的には1年生の担任がすごく好きです。

 まだまだ幼いので私の子供じみた遊びにつきあって、休み時間も一緒に遊んでくれますし。ほとんど私が学級委員(というかガキ大将)状態です。これまで担当した3回の1年生クラスは、どれも本当に楽しい思い出でいっぱいです。

 この学年は2年生までしか一緒に居られなかったので、とても残念でした。この子たちも今年成人式でした。私は異動先で同じ学年を担任したために、彼ら彼女らの式典や同窓会には参列できませんでしたが、ヤツらのことですので、元気にがんばってくれていることと思います。