担任のセンセイのブログを見つけてしまった生徒さんたちへ

 ここ1〜2年、学校で
 
「先生、Twitterやってるんですか?」
「ブログ書いてますよね?」
 
という声を聞くことが多くなりました。

 昔からこのブログを見つけてそんな風に声をかけてくれる子はいましたけど、一部のネットリテラシーが高い中学生くらいに限られてました。最近はおそらくスマートフォンの普及にともないTwitterなども一般的になってきてるので、ふつうの子たちが気軽に使い、私を発見しているようです。ということで、この記事を読んでいる(現在の)生徒たちもいるでしょう。

 プロフィール欄の一番下にも書いてありますが、このブログは(どれだけバレバレだとしても)匿名で(名前を出さずに)書いています。だから、センセイはブログを書いていないことになってるんです(笑) どうかご理解ください。だからできればコメント欄に書き込むのもお控えください。

 せっかくなので理由も書いておきます。

 いくら一般的になったとはいえ、まだケータイを持っていなかったり、日頃インターネットを自由に使ったりできない子もたくさんいます。そんなふうにいろんな人達がいる教室で「センセイのブログの昨日の記事読んだ?」「あれさぁ〜◯◯だよね?」と一部の人が盛り上がっていたら、話題についていけなくて寂しい思いをする子もいると思うんです。

 担任のセンセイとして伝えたいことは、私が教室で全員に自分の声で、学級通信で、伝えます。面白かったら全員で笑いたいし、大切なことはみんなで真剣に考えたい。ネットや機械が使えない人が不利益を被ることを「デジタル・デバイド(情報格差)」といいますが、そういうのが生まれない教室にしたいんです。だから、「センセイはブログを書いていない」んです。

 こちらの願いを理解してもらえるとうれしいです。

 とはいえ、ここ数年で本当にネットを巡る中学生の環境が変わったと思います。なかなか隠し通せるレベルでなくなっているのもわかります。だから、実際にはまったく話題にするなというのは無理でしょうし、不自然かもしれません。そういうところもちゃんと考えて話題にしようね、というのが現実的なところでしょうか。オトナの対応を期待します。気を遣ってね。

 私自身も、ブログ、TwitterFacebookmixiといろんなメディアに手を出しているので、そこでの生徒たちとの関わりにすごく気を遣っています。このあいだの卒業生にも説明しましたが、FacebookTwitterでは在校生はもちろん卒業生もしばらく(18歳くらいまで)登録しない、というポリシーにしています。感動的な卒業式の翌日とかにさっそく「親うぜぇ」なんてリアルなコメントが流れてきたら、うーんって気持ちになるし、お互い少し離れた場所で頑張ったほうが、再会した時の喜びが増すだろう、と思うからです。

 Twitterの登録ポリシーはその後少し変更しつつありますが(中学生をフォローしないのは変わりません)、LINEで登録すれば無料で通話できるようになることを考えると、次々と「知り合いかも?」欄に生徒の名前が現れるのを見ながら、こういうポリシーをどうやって時代に合わせていくべきか悩みます。(そのせいでiPhoneの連絡帳に生徒や保護者の連絡先を登録しづらくなっちゃいました) もう少し考えてみようと思っています。難しいですね。

 おっと長くなってしまいました。

 テスト前のこんな時期に担任のブログなんか読んでるみなさんは、どうか早く画面を閉じて、テスト勉強にお戻りくださいね(笑) 応援しています。みんなのがんばりは生活記録ノートやテストの取組表や、楽しい休み時間の会話で伝えてね。