英語教師は楽しい

 昨日は大学院でお世話になったS大に行って、教職実践演習という授業のお手伝いをしてきました。昨年度に続いて二度目です。今年の4年生さんは、私が院にいた時の1年生なので、もう彼らが卒業を迎え、「こっち側」にくる時が来たんだなぁ、と感慨深いものがありました。

 ということで久しぶりの更新になる今回は、そんな私の話を気にかけてくださった学生さんたちへのフォローアップ記事です。

 今回私に任されたのは、教科教育のお話ではなく学級経営や校務分掌、部活指導などのお話でした。教科教育ばかり語っている普段とはちょっと違う中身にはなりますが、私としてはいろいろ根底では共通しているので、時々どうしても教科の話になってしまいます。特に部活動指導の話なんかは、以下の記事で書いたようなことも少しだけお話しました。

体育館で学ぶ英語授業の基礎基本

 部活指導がやりたくて教師を目指す、という人もいるとは思いますが、大阪での「部活動外部委託」なんてニュースを聞いていると、我々教師の役割も、これからまた変わっていくのかも知れないですね。

 また、「生徒に『なんで英語なんか勉強するの?』と聞かれたら」というロールプレイもしてみました。これは楽しかったので、もっと時間をかけてやりたかったですね。あまりコメントできませんでしたので、ぜひ過去のブログ企画記事を御覧ください。いろいろなヒントがあると思います。

ブログ企画「なんで英語なんか勉強するの?」まとめ

 今回の私の話を聞いて、「教師は忙しい!」「教師はつらい!」と感じてしまったらちょっと困りますが、あまりいい部分ばかり語るのもよくないと思い、両面をお話したつもりです。それでもネガティブな面ばかりが伝わってしまったように感じたら、ぜひ拙著を読んでいただけると、そのモヤモヤが晴れるのではないかと思います。「英語教師は楽しい」ですよ。

英語教師は楽しい―迷い始めたあなたのための教師の語り

英語教師は楽しい―迷い始めたあなたのための教師の語り

成長する英語教師をめざして―新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り

成長する英語教師をめざして―新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り

 このような機会を与えてくださったO先生、本当にありがとうございました。私自身が、自分の実践を振り返り、そこに価値を見出し、今日からまた頑張るエネルギーを得ることができたように思います。