オンラインに文章を綴るのは自分のため

 最近ブログでは英語教育に関する記事が全然書けていませんね。現在、大学の授業は教科教育法がメインなので、実際「英語」を教えていない今は、なかなか授業アイデアを書くきっかけがないな、と感じています。(昔、現場を離れて大学院に行っていた2年間も、時間はたくさんあったのにブログ記事があまり書けませんでしたから、そういうものなのだと思います)

 あ、でも新年度は純粋な英語科の授業を1つ担当させていただけそうなので、大学での実践にはなりますが(しかもコロナ禍ですので、ICTも駆使した授業にはなりますが)みなさまのヒントになるようなものが、何かしらご紹介できるのではないかな、と期待しています。

 

 一方、先日ご案内したSubstackでのNewsletter(メルマガ)のほうでは、週2のペースで記事を配信しています。学習指導要領のテーマに、結構クリティカルに、でも具体的な提案もしながら書いているつもりです。

 

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 おかげさまでこちらも現在230名ほどの方にご登録いただいています。誰かのメールボックスに、書いたものが直接届いているという緊張感は、ある意味雑誌等に記事を書かせていただくよりドキドキしてしまいます。

 もっとも、Newsletterの「開封率」は意外と低くて、特に水曜日に発刊している号はいつも50%前後の開封率で、週末になってもそのまま開封されない、ということが多いようです。平日のお忙しいときにメールが届いても、じっくり読んでる暇はないですよねぇ…。それもよくわかります。一回のメールで書く量なんかも工夫しながら、少しでも読みやすい形で情報提供ができればと考えています。

 一応Substackのアーカイブページでこれまでの記事もまとめて読めますので、登録をされていない方も、興味を引くタイトルがありましたらお時間のあるときにお読みいただければ嬉しいです。

 

anfieldroad.substack.com

 

 ブログを書く、ということはもう16年くらい続けている習慣ですが、基本的に私がネット上に文章を書くのは、何より自分のためだったりします。書きながら思考を整理することもあるし、過去に書いたものを自分で読んで自分で刺激を受けることもあります。(授業準備ができてなくて、ぐぐったら出てきた過去の自分のブログ記事に助けられたこともあります)

 その意味では、このNewsletterも、自分のために書いているというのが半分くらいあります。学生に指導する上で、学習指導要領は細部まで読んでおいたほうがいいだろうから、言ってみれば「教材研究」している感覚もあります。そういう過程も公開することで、自分になんらかのフィードバックが返ってくることが多いですし、自分のためになっているので、習慣化しているのだと思います。

 

 近いうちにブログでも書きますが、最近は自身の研究のためもあって、調べたことや考えたことをメモしたり、メモを管理する手段について、改めていろいろ研究しています。Evernoteを使い始めた頃から、こういう作業は大好きだったのですが、研究職に就いてなおさらリアルな問題として考えるようになりました。

 今読んでいるのは、こちらの古典。でも面白い。参考になることばかりです。

 

知的生産の技術 (岩波新書)