決闘!高田馬場

 初歌舞伎です。といってもパルコ歌舞伎「決闘!高田馬場」。先日学校の芸術鑑賞会で「落語」「紙切り」を堪能し、 今度は「歌舞伎」です。古典芸能づいてます。

 三谷幸喜作・演出ということで、すごくポップな仕上がり。 歌舞伎に関する予備知識がなくてもものすごく楽しめます。 というか笑えます。市川染五郎をはじめ当代の歌舞伎役者の現代劇&歌舞伎の両方のお芝居を楽しめてなかなかお得かも。

 劇中、染五郎扮する主人公「安兵衛」を追いかける他の役者が客席に退場していく時、客席の角でおもむろに立ち止まり、

 「安兵衛!? 人違いか…」

と客に声をかけて大爆笑。ん?しかしその客をよく見ると父・松本幸四郎じゃないですかっ!? びっくり&大喜びです。

 他にもお囃子の中に「古畑のテーマ」をならしてたり、 ナレーションが「それはまた別の話」などど言ったり、三谷的お遊びは随所に見られました。 値段が高くなければ(12,000円!)、またみたいですよ。 染五郎イナバウアーもね。(謎)

 ということで、すごく楽しめました。 客席はスタンディングオーべーション!(ちなみに幸四郎が一番に立ち上がってました!)

 安直なので、今度は普通の歌舞伎も見てみたいなぁと思ったりしました。