英語教師は授業の略案をアウトライナーに書くべし

 英語教師が授業のアイデアを整理するツールとして、アウトライナーを使ったらいいんじゃないかと思います。指導案というと大袈裟ですが、簡単な授業の流れをメモしておくには、すごく便利なツールだと思います。

 私は中学校教諭時代、スクールプランニングノートの週ページの右側にある「連絡事項・生徒の記録など」のスペースに、授業の流れを書いていました。この欄はちょうど6行で一区切りなので、1行目にその日のミッション(目標)を書いて、その下に主な活動を書くんですが、1行を10分くらいとイメージすると、この一区切りで50分間のバランスが見えてくるので地味に便利です。こんな感じ。

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 本来は生徒の活躍とか気になったことなんかをメモする欄なのですが、そうすると個人情報の管理上このノートを学校から持ち出せなくなっちゃうから、このノートはあくまで授業の進捗とかを管理するノートとして特化しようとこの欄を授業略案用に使ってました。

スクールプランニングノート2020 B (中学・高校教師向け)

スクールプランニングノート2020 B (中学・高校教師向け)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学事出版
  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 ちなみに生徒の記録用にはもう一冊、別のスクールプランニングノートを使うという「2冊遣い」でした。こっちはたっぷり記録できるようにA4版のユニバーサル版を使ってて、職員室から持ち出さない用にしてました。

スクールプランニングノート2020 U (ユニバーサル)

スクールプランニングノート2020 U (ユニバーサル)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学事出版
  • 発売日: 2019/11/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 で、この略案メモをアウトライナーに書いたら、さらに便利なんじゃないか、というお話です。

 アウトライナーというのは、文章のアウトラン(概略)を書くためのツールで、簡単に並べ替えができたり、ツリー状に下位項目を増やしたり、階層を上下させたりできるツールです。OmniOutlinerなんかが有料アプリケーションとして有名ですが、最近はWorkflowyやDynalistといったWebベースのアウトライナーが人気です。

 

 さっきと同じことをアウトライナー(Dynalist)に書いてみるとこんな感じ。

 

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 上下を入れ替えたりも簡単なので、略案を考えたあと気軽に順番を入れ替えることができます。画面はiPhoneアプリなので、指で項目を動かせば簡単に入れ替えられます。

 

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 また、下位項目をぶら下げることもできるので、その活動で言うセリフを書き出したり、補足事項を書いておいたり、なんなら授業中の気づきをリアルタイムにメモしておくことも可能です。

 

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 ああ、これは便利だ。もっと早く(つまり昨年より前に)アウトライナーを本格的に使い始めていたら、絶対授業のアイデアはアウトライナーに書いてたなぁ。これなら蓄積もされるので、過去のプランも簡単に検索して閲覧できるし、コピペもできちゃいます。アウトライナーで整理したものを、スクールプランニングノートに書き写すのもいいなぁ。

 学生が模擬授業を準備する際も、アクティビティーの説明を英語でやらせるのですが、指示の順番やタイミングがよくないので事前に書き出してごらん、とアドバイスをしているのだけど、アウトライナーを使えば書き出したスクリプトを簡単に並べ替えて修正できるので便利だなと思います。来学期からは学生にも紹介してみようと思います。

 ということで、英語教師にはアウトライナーが必須アイテムになるかも、というお話でした。

  代表的なアウトライナーのウェブサイトはこちら。

ケーキの切れない非行少年たち

 本屋さんでやたら目につく並べ方をしていたので思わず手に取った一冊。結構売れてるみたいですね。「認知的」なことは、個人的にも関心がある分野なので、面白く読みました。WISCとか、普通教室での特別支援的な対応とか、自分としては中学校現場でずっとリアルに向き合ってきた部分なので、当時のことをいろいろ思い返してしまいました。

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

ケーキの切れない非行少年たち (新潮新書)

  • 作者:宮口 幸治
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/07/12
  • メディア: 新書
 

 とはいえ一般書ですから、「AIさん」ほどではないにしても、ちょっと極端な書きぶりになっていると思います。学校や病院、少年院の現場を残念に描きすぎですし、提案されている認知トレーニングはまるで魔法のように効果がありそうに書かれていますが、そういうのを差し引いても、内容としては面白いなと思ったので、あまり気負わずに気軽に読むのをお勧めする一冊です。

 病院や医療少年院などで非行少年と向き合ってきた著者が、勉強以前に基本的な形や数、図形といったレベルでの認知につまずく少年たちの特性を分析しています。何回書いても漢字や単語が覚えられない子や図や絵を描かせても線が繋がらない子なんかに日々接している先生方であれば、「そうだよね」と納得できる内容かなと思います。

 著者も言っていますが、発達障害に比べると知的障害(や境界知能)に対する理解は、意外なほど教員の間でも高くないように思います。結局後々いろんな生徒指導を引き起こす原因が、生徒の学習面でのつまずきにあって、それをカバーし切れていない現状もその通りだと思います。だからこそ、そこに向き合えるのも「学校の教員だ」と著者は言うのですが、たぶん「教員はいろいろ気づいているけど、対応する時間がない」「専門的なスキルを研修する時間がない」というのが現状だと思います。だから今の学校現場の状況で、それも学校でぜんぶ教員に背負わされちゃうのは、どうかなぁと思います。

 認知の歪みや偏りのために、学習や対人関係などに苦しんでいる子どもがたくさんいるのは事実です。「学校」という場所が、そういう困難さを抱えている子どもにとって、生活しやすい場所でなくなっているのも事実です。「アクティブ・ラーニングだ」「学び合いだ」と、子どもたちに負荷がかかる教育手法も極端に増えました。認知トレーニングなどを通して子どもたちの個々の認知的なスキルを向上させるのと同時に、学校という場所で繰り広げられるいろんな営みが、そういう子たち(というかすべての子たち)にとって負荷の少ないものになって欲しいなと願います。私は、そういうことを目指して中学校で働いていたなぁ、と改めて思いました。

 最後に英語教育のお話も少し。

 今回の学習指導要領改訂により、文字指導の基礎的な部分が小学校に降りていきますが、いろんな特性がある子たちがいますから、いきなり文字を書き写すんじゃなくて、まずは文字以前の線や点で遊んでみるのも大事だと思います。私も昨年2月に学区の小学校に行って6年生相手に出前授業をした際に、連続して丸を描き続けたり、波打つ線を力をあまり入れずにすらすらと描いてみたりするような、ペン運びのトレーニングをやってみましたが、みんな結構苦労していて、その難しさを面白がって遊んでいました。そういう「慣れ」だって、まさに「素地」になっていくと思うんですけどね。

 著者の出している教材も面白そうなので、手に入ったら見てみたいですね。

CD付 やさしいコグトレ 認知機能強化トレーニング

CD付 やさしいコグトレ 認知機能強化トレーニング

  • 作者:宮口 幸治
  • 出版社/メーカー: 三輪書店
  • 発売日: 2018/02/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 
1日5分!  教室で使えるコグトレ 困っている子どもを支援する認知トレーニング122

1日5分! 教室で使えるコグトレ 困っている子どもを支援する認知トレーニング122

  • 作者:宮口 幸治
  • 出版社/メーカー: 東洋館出版社
  • 発売日: 2016/11/02
  • メディア: 単行本
 

 私自身も、人の顔が覚えられなかったり、結構偏りがあるので、トレーニングした方がよいかもな、なんて読みながら思いました。(それは加齢…)


 

とにかく「形にする」ことを目指す2020年

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 何年か前の年賀状画像なのですが、今年も相変わらずこんな心境なので使い回しをお許しください。昨年は大きく環境が変わって、それを言い訳にいろいろサボりがちだったので、今年こそ「は」がんばりたいと思います。

 英語教育関係で言うと、まずはサークル活動を再開したいと思っています。私自身の環境の変化からこの1年ほどお休み状態でしたので、しっかりと定期的に開催したいと思っています。とはいえ、一番は現場の先生方の需要に応える形でないと、続いていかないと思っているし、私がやる必要がないのであれば、無理にやる必要もないかなと思っています。今までやってきたらなんとなくやる、のではなく、今やるとしたらどんな形がいいのか、を改めて考えながら再開に向けて準備をしたいと思っています。

 2つめは、活字関係です。一番は、編集の方を長らくお待たせしているブツがあるので、それをなんとか形にして、世に送り出すことです。これは、ほぼ私次第なので、私が頑張るしかないです、はい。世にたくさん書物はあるのにそこにまた1つ加えようというのだから、意味のあるものでないとダメなんですけど、私としては「無いものは作るしかない」の精神で作っているので、ニッチなものであっても、他にはないものになると信じています。なんとか形にします。他にも紙媒体で新しいチャレンジをさせてもらえそうなので、そちらもどうぞお楽しみに。

 3つめは、私自身のスキルアップです。今年度は主に大学での業務や教育面について、探りながらも頑張ってきたので、今年は研究面でも何かしら「形にする」ことが課題です。自分の中で研究したいことは見えてきているので、特に前半はインプットに努めつつも、途中経過でもいいからしっかりアウトプットできるように動いていきたいです。中学校教諭時代よりは時間があるのですが、まだその使い方がうまく行っていないので、そのやりくりも今後の課題です。

 ということで、進行中のことが多くてあまりはっきり書けなくてモヤッとした記事になっちゃうんですけど、とにかく「形にする」ことが一番のテーマかなと思います。今年の振り返り記事では、その形をいくつか振り返ることができるのではないかと(自分に)期待しています。

 あとは、年末に始めた2つのポッドキャストも頑張って継続していきますので、そちらもどうぞご贔屓に。

 

英語教育を「聴く」マガジン【英語教育2.2CAST】

note.com

 

【anf先生から英語教育を取り上げたら何が残るのかキャスト】

anchor.fm

 

 ということで、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

大きな変化のあった1年の最後に

 2019年が終わります。

 今年は自分にとって、大きな変化があった1年でした。20年以上務めた公立中学校英語教諭の職を辞し、大学で教員養成に携わることになりました。ブログを始めた頃には想像もつかなかった変化ですが、ここに至るまでにはこのブログを始めたことも大きなきっかけの1つだと思っています。

 ふつうの公立中学校教諭の1人に過ぎない私の実践を、多くの人に知ってもらって、使ってもらって、フィードバックを直接いただける、というのは、私が実践を積み重ね、記録することを続けてこられた一番のモチベーションになっていたと思います。よく先輩方から「指導主事になってあなたの実践を多くの人に伝えなさい」と管理職試験に誘われていましたが、今思えば私にとってはこの場所ですでに果たせていたことだったように思います。

 予想していたことではありますが、ブログの更新は減ってしまいました。中学生相手の授業をやっていないから仕方がないかな、とも思います。大学の仕事に慣れるまでは、なかなか余裕がなかったというのもあります。でも、今までより英語教育のことに専念できる環境になったので、どういう形であれ、更新は続けていきたいと思っています。気長にお待ち下さい。

 新しいこととしては、ポッドキャストを始めました。英語教育を語るものとしては、タムさん(田村祐さん)と始めた有料マガジン『英語教育2.2CAST』が、12月から始まりました。明日には1月号が発売になりますので、引き続き聞いてくださる方はぜひご購入いただけると嬉しいです。これから聞いてみよう、という方も1月号からでも大丈夫ですし、12月号と合わせて購入していただけるとさらに嬉しいです。

 そして、話すのが楽しくなってしまったので、英語教育以外のことを語るポッドキャストも始めました。「anf先生から英語教育を取り上げたら何が残るのかキャスト」略して「あんふキャスト」です。こちらでは、ライフハックやガジェット系のネタや、趣味の広告や音楽など、自由に(ただし英語教育以外の)話をしていこうと思っています。こちらは無料です。AnchorやSpotifyで聞けますので、ぜひご登録を。

 

anchor.fm

open.spotify.com

 

 2020年が始まります。

 また新しいことにチャレンジできるような、エキサイティングな1年にしたいと思っています。みなさまも、どうぞ良いお年をお迎えください。

新学習指導要領における「思考・判断・表現」の評価を考える

 少し前にポッドキャストの方で一人がたりした内容をブログ記事にしておきます。

 新学習指導要領の施行にともない、新たに3つの評価の観点に切り替わります。その中で、一番頭を悩ませそうなのが、「思考・判断・表現」です。でも、意外とこの枠組が、今までの評価基準が抱えてた問題点を解決する緒になるのでは、と最近考え始めています。

 現行の学習指導要領に紐付けられた評価の観点の中で一番モヤッとするのは、「外国語表現の能力」の中の「適切さ」の扱いです。これまでにも何度かこのブログで私なりの解釈を試みていますが、いつも行き止まりにぶつかっていました。

 具体的に「話すこと」における「適切な発話」の項には、こんな記載があります。

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 「尋ねられたことに対して適切に応じる」というのは、割と初歩的な段階のアクションですが、「場面や状況にふさわしい表現を用いて話す」なんてのは、いろんな語彙や表現を知っていないとできないわけで、結構高等なアクションにも感じます。このように、「適切さ」って「すごく初歩的なもの」と「すごく高等なもの」の組み合わせのように感じて悩ましく感じていました。

 もうひとつのポイントは、現行の評価の枠組みでは、複数の観点にまたがる「統合的な活動」を評価するのが難しかったのです。

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 例えば、与えられた英文の手紙を「読んで」、それに対して返事を「書く」という活動をするとしたら、それは「読むこと」と「書くこと」のどちらの観点で評価すればいいんだ?ということになります。なので、「書くこと」で評価するために、「読むこと」の負荷が大きくならないように簡単な英文を選んだり、適切なフォローをしたり、と配慮が必要でした。「統合的な活動」に取り組め、という割には、学習指導要領的には不自由が多い感じでした。

 さて、こういった問題が、今回の「思考・判断・表現」という新観点によって、解決するのではないか、と思っています。

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 新学習指導要領解説の定義を読んでいると、「思考・判断・表現」って、これまででいう「適切さ」と「統合的な活動」がカバーされているように思うんです。とすれば、旧→新を比較してみると、こんなふうに推移していると考えることができます。

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 ああ、これなら割とすっきりする。もちろんピンクの部分には、これまで位置づけられてなかった「統合的な活動」が加味されています。

 そうなると、「思考・判断・表現」という観点では、今学習したばかりの項目というより、既習事項をどれだけスムーズに使えるか、が問われることになるのではないかと思います。だって、今練習してる文法項目を「適切に」なんて使えるわけないし。

 個人的には、これが3つめのポイントで、これまでの学校における評価って、「今やってること」に偏りすぎてたように思うんです。不定詞を教えて、不定詞使えるか(不定詞の形知ってるか)テストして、みたいなのって、言語習得のプロセスを考えると無理があると思うんです。「外国語表現の能力」あたりを既習項目の定着の場所として使ってくれてた先生方はいたと思うけど、そんなに多くないかも知れない。

 そう思うと、今回の「思考・判断・表現」という新しい枠組みがそういう場所になればいいな、と思うんです。で、そうであるなら、それが評価全体の三分の一を占めることにも個人的には納得できます。(10月末の時点では納得してなかったんですけどね) これまで塾で先取りして練習してきた子とかが中間テストとかで点数を取って、でもすぐに忘れちゃって、使えるようにはならなかった、みたいなことが少しでも減ることになるんじゃないかと期待しています。

 とはいえ、これは完全に私の勝手な解釈。11月中に公表されると噂されてて、その後音沙汰ない文科省(国立教育政策研究所?)からの発表が、これと全然違ったらまぁ笑い話ということで。もしくは、強引にそんなふうに解釈して、実践を積み上げてくださる先生が増えたりしたら面白いな、なんて勝手に思っています。

形式だけじゃなくて、意味にもちゃんとフォーカスしよう

 キーボードを使いたい一心で、今日もブログ更新w

 研究室の机の上に置いてみるとこんな感じ。白基調のスペースに漆黒が映えます。電源入れたまま鞄に入れてたら、勝手にキーが連打されてたみたいで、iPadがロックされてたのはご愛敬。

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 さて後期は4年生の教職実践演習という授業があり、それぞれ教育実習での授業を再分析して、バージョンアップしたものを模擬授業として公開しています。4年生は、昨年までの英語科指導法の授業を担当できていないので、今初めて伝えることがたくさんあるんですけど、伝えたことを彼らなりに消化して、少しでも形にしようと努力をしてくれています。

 4年生に限らないのですが、学生のやる模擬授業を見ていると、ひたすら形式の練習に明け暮れる、という光景をよく目にします。パタプラであれば、そりゃあ形式の「お稽古」なんですから、形式フォーカスでいいんですけど、でもちょっと工夫すれば意味も同時に考えながら練習できるんだけどなぁ、と思うことがしばしば。

 今日面白かったのは、高校での授業で、読解で扱った英文をまとめとして要約する、という活動でした。私もよく要約させてましたが、こういうのは評価が難しいですよね。Aさんの要約も、Bさんの要約もどっちもそれぞれいいね、でも別にいいんですけど、それだと英語として高めたい方向性が見えてこない。

 でも例えば、「この話を中学生にわかるようにダイジェストで伝えて」という指示があれば、語彙や文法の選択する「基準」や「方向性」が生まれます。「Aさんのまとめの方がわかりやすい」みたいに比べることもできるので、よりよい表現を目指して努力する甲斐があります。

 あるいは、「国際電話の向こうの相手に今の現地時間を聞く」という活動なら、ただ聞いて終わりじゃなくて、聞いた相手のいる場所の時間によって、挨拶を考えるのも面白いですよね。朝ならGood morning!だし、夜ならGood evening!だし。夜中の2時とかだったら、Sorry...かもw   そんな作業が一つ入るだけで、意味や場面を考えながら時間を聞くようになると思うんですよね。特にPPPの3つめのPだったり、もっと意味フォーカスでやり取りをさせるのであれば、目的や相手の設定が大事ですね。

 別に目的って、そんな崇高なものでなくてもよくて、例えば「相手に持ってるペンの数を聞くパタプラ的な活動」であっても、「何人かに質問して合計のペンの数がちょうど20になるようにする」ってミッション与えるだけで、何人もに質問しようと思ったり、誰に聞こうか考えたり、「思考・判断」というのは流石に言い過ぎだけど、ただ闇雲に聞くのとは違う頭の使い方をするように自然と促せると思うんですよね。

 でもまぁ場面としては「合計いくつになるように質問する」って変なんですけどね、なんて話をしていたら、同じ授業を担当しているもう1人の先生から「福引の券を6枚持ってるから、4枚持ってる人を探して一緒に一回福引を回す」っていう面白いシチュエーションを聞いて、なるほど!と一人で感動してました。

 というわけで、パタプラであっても、何か意味を持たせられた方がいいよね、というお話でした。

Happy Hacking Keyboard買ったった

 やべぇ、久しぶりにガジェット感満載のモノ買っちゃったw

 iPad Air3につけていたキーボードカバーが壊れたので、新しいものを検討していたのだけど、この際ちょっといいキーボードに手を出しちゃおうかというガジェット欲がむくむく湧いてきて、REALFORCEとかを検討してました。

  ↑これのテンキーレス版が出たようなのですごく気になって、どこかで試したらきっと買っちゃうだろうなと思ってたのだけど、ごりゅごCASTでHappy Hacking Keyboard(HHKB)の全面リニューアルの情報を聞いて検索してたら、勢いで最高峰のHHKBに手を出してしまうという暴挙にw

 特にこの墨モデルがかっこよくて一目惚れ。無刻印モデルはさらに格好いいけど、、さすがにまだ手を出せないですね。「いつかは無刻印」という気分。

 この無駄にかっこいいムービーも御覧くださいw


【公式】HHKB HYBRID/Classic -コンセプト・機能解説動画 (Happy Hacking Keyboard)

 

 で、届いたのでさっそく研究室のiMacに接続。

 白基調の研究室に突然浮かび上がる漆黒の鍵盤w 会議もあって研究室ではじっくりは使えなかったので、帰宅してから今度はiPad Air3に接続。そう、新作からはBTの切り替えがワンタッチでできるようになったそうで、複数デバイスで気軽に使えるので超便利。こりゃあ、いつも持ち歩くことになっちゃうな。コンパクトではあるけど、薄くはないし、すごく軽いわけではないけど、いつでも持ち歩きたくなる質感というかガジェット感半端ない。

 で、実際にタイピング練習としてこの記事を書いてるんですけど、独特のキー配列とか高い鍵盤に慣れるまでは結構かかるんだろうなと思っていたけど、実はもう慣れましたw 想像以上にいい! たぶん20年くらい前にコンピュータを使い始めた頃デスクトップ機でこのくらいの深さのキーボードを使ってたからなんだろうなぁ。意外と違和感がない。むしろ、最近はMacBookやiPadで打ち間違えが多くなった感じがしてたけど、キーの高さ(低さ)も少なからず影響していたと思います。

 もちろん、60個しかキーがないのでいろいろショートカット覚えたりする必要があるし、デリートキーの位置とかまだ慣れないけど、とにかくカタカタとするすると気持ちよく打てる感じが素晴らしい。これは言葉では説明できない快適さです。音も思ったより静かなので、静音モデルにしてよかった。

 ブログよりポッドキャストに夢中になっている最近の私ですが、もしかしたら入力デバイスはそんな傾向すら変えてしまうかもしれません。 打つのが楽しくなれば、きっとたくさん文章を書くようにもなるだろうし。(実際今さっそく楽しく書いてるわけだし)

 私はわりと文章を書くお仕事をさせていただいているし、これからもたくさんたくさん文字を打つこと人はなるので、高価なキーボードではあるけど、元は取れると思います。というか、こうやって一番手が触れるところこそ、いいモノを使うべきだろうな、と改めて思いました。