「意味順」を中学3年生2学期の授業に導入してみよう

お知り合いの先生から「意味順を中学生3年生の授業で活用したいけど、どんな形で導入したらいいか」というご質問をいただいたので、ちょっとここでお返事を書いてみます。久しぶりのブログ更新なので、リハビリも兼ねて。 とはいえ、「意味順」英語指導につ…

「3年間」の中学英文法を「2冊」で学ぶ理由(意味順ドリル紹介②)

あっという間に9月に入りました。あと5日ほどで発売になるので、引き続き『意味順ドリル』の紹介です。 前回も載せた「この本はどういう本?」の続きです。 中学3年間の文法を学習するのに、今回は3冊ではなくてあえて2冊編成にしてみました。あまりい…

日本語初の意味順指導法の書籍『明日の授業に活かす「意味順」英語指導ー理論的背景と授業実践』が刊行されます

いろいろ告知シリーズ、第3弾です。 奇しくも『「意味順」ドリル」の刊行と重なることになりましたが、「意味順」の理論的背景と授業実践を綴った専門書がまもなく刊行になります。これまでも英語で書かれたものはありましたが、こちらは日本語で書かれた初…

「無いものは作るしかない」という思いで作った学参です(意味順ドリル紹介①)

さて、今回も告知の投稿です。 TwitterやFacebookではすでにご紹介したのですが、このたび中学英文法の学参を作りました。『中学英文法「意味順」ドリル』1・2巻(テイエス企画)です。 この学参は、中学校3年間で学習する英文法を、2冊にまとめたドリル…

シンポジウム「外国語教育研究の再現可能性2021」

夏休みとは言え、あまり作業がはかどっていないのですが、普段読めない本を読んだり、論文を書いたりといった活動が多少はできています。大学教員になったものの「業績」のようなものは全然ないので、ブログやポッドキャストも楽しいのですが、なんらかの形…

授業をする教師の思い、授業を受ける生徒の思い

あるブログ記事へのコメントをいただいたのですが、内容が私の授業実践に関わることではなく、他の英語の先生に対するものだったので、コメントの掲載を控えさせていただきます。本当はコメントを書いてくださったご本人にのみこのメッセージをお届けしたい…

8/21・9/26 みんなで考えよう、「これからの英語教育に求められるもの」~新学習指導要領の実施で変わったもの、変わらないもの~

8月・9月におこなわれるジャパンライムさん主催のオンラインセミナーのご案内です。私も登壇させていただきます。 以前大修館『英語教育』の連載でご一緒した仲間と一緒に、新学習指導要領の実施により現場の授業がどう変わったのか(あるいは変わらずにいる…

英語作文の授業で懐かしの「たほいや」大会をやってみたらとても楽しかった件

今年から担当している英語作文という授業。いろんなジャンルの英文を読んで、そのスタイルで描けるように練習していく授業です。最初はDescriptive Writingに挑戦中で、自分の(空想上の)20年後のWikipediaを書いたりしてました。ベースになっているの中学…

ゆるーく2時間語ってる英語教育中心のポッドキャスト始めたよ、というご案内

昨年末より〔英語教育2.0 Newsletter〕というメルマガを発行しています。おかげさまで、ここまで週2回くらいのペースで継続して配信ができていて、登録してくださっている方も現在500人を超えています。このブログがあるのに、メルマガで英語教育を語ってい…

セミナーのご案内「英語力の基礎・基本を測るBilly's Testとは?」

オンライン・セミナーのご案内です。 私も所属している研究グループは、2021年5月15日(土)15:00〜17:00に、第1回 Billy's Seminarというセミナーを開催します。Zoomによるオンライン・ミーティングです。 この研究グループは(私が加入するずっと前から)…

英語科指導法の授業で学生に取り組ませている4つの異なるスタイルの模擬授業

たまには大学でのお仕事の様子も書いておこうと思います。 中学校から大学の教育学部に移りましたので、「教員養成」が今の私の大きなお仕事の1つになっています。おかげさまで3年目を迎え、教科教育法の授業で扱う内容も整理されてきて、自分の中ではやり…

『iPad Workers ノートアプリとApple Pencilの活用』にみる「編集」の大切さ

英語教育ネタは最近すっかりNewsletterのほうで語っているので、こちらはガジェットとかライフハック的なネタが中心になってますね。そうなるとブログ名このままでいいのか悩ましいですね。 ということで、今日もガジェットとライフハックのお話。 いつも聞…

3/27にZoomでスクールプランニングノートの話をします、からの「発信すること」雑感

イベントのご案内です。 3月27日(土)にZoomにて、「スクールプランニングノート公式ガイドブック2」の「公開編集会議」というイベントがあります。私も登壇するので、ご興味のある方はぜひご参加ください。 イベントの詳細、お申込みはこちらから。 時間…

高校入試のライティング問題に「文脈」は必要なのか?

毎年(だいたい)書いている、県立高校入試問題雑感エントリです。誰に伝えるため、というわけでもないけど、今年も書いておきます。ちなみに昨年度のはこんな感じです。 anfieldroad.hatenablog.com 今年もライティング問題を中心に検討しますが、その前に…

1年間の『英語教育』誌連載を完走して

大修館書店の月刊誌『英語教育』で、一年間連載をさせていただきました。「これって本当に必要?指導の当たり前を疑う」ということで、英語の授業にまつわる、いろんな「当たり前」を見つめ直してもらう企画にしました。 この一年間で取り上げたのは、以下の…

思い浮かんだことはとりあえずDraftsに入れて、使いみちを考えるのはその後

思い浮かんだアイデアをどう書き留めて、蓄積して、活用して、何かを生み出すか、という「知的生産」のワークフローは、そのための「道具」も含めて、すごく悩み続けています。いろいろ試しては挫折し、また新しいことを試して、を繰り返してきました。 メモ…

オンラインに文章を綴るのは自分のため

最近ブログでは英語教育に関する記事が全然書けていませんね。現在、大学の授業は教科教育法がメインなので、実際「英語」を教えていない今は、なかなか授業アイデアを書くきっかけがないな、と感じています。(昔、現場を離れて大学院に行っていた2年間も、…

年頭のご挨拶2021

新年のご挨拶は毎回この画像でいいだろう、ということで毎年使い回しです。ご容赦ください。でも本当にこんな気持ちです。 昨年末はドタバタしていて、あまり一年間の振り返りもできませんでした。コロナ禍ということで、昨年末は「いつもとは違った」という…

Substackを使って新しい外国語科の学習指導要領を考えるNewsletter始めました

新しいもの好きで、なんでも始めたがり(そして続けるのが苦手な性分)なので、また新しいツールを使っての発信に挑戦したいと思います。 Substackというサービスを使って無料のNewsletterを始めます。その名も、 です。 今、世界的にはメールによるNewslett…

2020年に買ったガジェット類でよかったものベスト10【後編】

さて、昨日の【前編】に続いて、第5位から第1位までをご紹介する【後編】です。 anfieldroad.hatenablog.com ちなみにこのランキングでは、Pad Air4やiPhone12miniは勝手に殿堂入りということで、エントリーしておりませんので予めご了承ください。 第5位 A…

2020年に買ったガジェット類でよかったものベスト10【前編】

Twitterで書き始めたらなんか面白くなってきたので、【2020年に買ってよかったものベスト10】をまとめてみました。まぁ、2020年に買ったものが10個くらいなので、だいたい【2020年に買ったものそのまんま】なんですけど、気に入らなかったものは載せてないの…

毎日聞いてるポッドキャスト「ごりゅごCAST」に自分が出演したよ、という話

ダイレクトに英語教育系のお話ではないのですが、ご案内です。 不思議なこともあるもので、今回「ごりゅごCAST」というテック系&ライフハック系ポッドキャストにインタビュー・ゲストとして出演させていただきました。いや、自分がいつも愛聴しているポッド…

「これって本当に必要?指導の当たり前を疑う」って連載は必要?

今年度は大修館『英語教育』誌で連載をもたせていただいています。「これって本当に必要?指導の当たり前を疑う」というコーナーです。 これまで扱った「当たり前」はこんな感じ。 4月号: Repeat after meって必要? 5月号:ノート作りって必要? 6月号:文…

空気を読んで教師の期待に応えることが「主体的」ということなのか?

3・4年生のゼミでは、TBLTに関する文献をテキストにして、TBLTを理論面から理解すると同時に、実際に模擬授業的に実演することで教師の視点と生徒の視点を体験しながら考えることに取り組んでいます。中高の英語教師を目指す学生が多いので、新しい学習指…

「中学英文法をとらえ直す~コミュニケーションのための英文法指導~」DVD発売!

昨年、公立中学校を離れて私立大学教員となってからは、立場的にも実名で活動することが増えて、最近は実名でのTwitterアカウントも稼働しているし、このブログやanfieldroadという人間と「実名の私」との境界線が以前よりあやふやになってきているように感…

考えるための名前のない技術(2)

さて、前回記事ではアイデアを整理するところまで書きました。 この記事では、実際に文章を書いていく段階で、私がしていることをご紹介します。 以前は文章を書く際にはアウトライナーを活用していました。OmniOutliner等いろんなツールに手を出しましたが…

考えるための名前のない技術(1)

教師の仕事術を語る会@ZOOMというオンライン・イベント(全3回)に参加して、とっても楽しかったです。ZOOMとはいえ、人前でお話をするのは緊張するし、いろんな質問やレスポンスをいただいて、とても刺激になりました。 せっかくなので、そこでお話した(…

今更だけど、提出物は「関心・意欲・態度」の評価対象ではありません(少なくとも英語では)

Twitterのタイムラインに、「関心・意欲・態度」の評価が悪かったために実技は出来てるに評定が悪くなったみたいな話がたくさん流れてきて、特に技能教科のわかりにくい評価規準が叩かれていました。英語も同じように思われてるんじゃないかなぁと心配になり…

Obsidianという刺客が現れた→どうする?→roam researchから乗り換えた

メモ、エディタとしてどんなツールを使うかの長い長い迷走は、今年の春にroam researchとの出会いによって終着を迎えたように感じていたのですが、roamの有料化の報を受け「もちろんYes」と課金した矢先、新たな刺客Obsidianに出会ってしまいました。 いろん…

新しいiPadも出るみたいだし、いろいろアップデートしようっと

新しい第4世代のiPad Airが発表されました。 実は昨年、3月に発売された第3世代のiPad Airに飛びついて買い替えたばかりなので複雑な思いなのですが、スペック見ると今回の第4世代は「買い」ですよね。ほぼ「Pro」ですもんね。下取りに出して乗り換えるかも…