英語教師は授業の略案をアウトライナーに書くべし

英語教師が授業のアイデアを整理するツールとして、アウトライナーを使ったらいいんじゃないかと思います。指導案というと大袈裟ですが、簡単な授業の流れをメモしておくには、すごく便利なツールだと思います。 私は中学校教諭時代、スクールプランニングノ…

ケーキの切れない非行少年たち

本屋さんでやたら目につく並べ方をしていたので思わず手に取った一冊。結構売れてるみたいですね。「認知的」なことは、個人的にも関心がある分野なので、面白く読みました。WISCとか、普通教室での特別支援的な対応とか、自分としては中学校現場でずっとリ…

とにかく「形にする」ことを目指す2020年

何年か前の年賀状画像なのですが、今年も相変わらずこんな心境なので使い回しをお許しください。昨年は大きく環境が変わって、それを言い訳にいろいろサボりがちだったので、今年こそ「は」がんばりたいと思います。 英語教育関係で言うと、まずはサークル活…

大きな変化のあった1年の最後に

2019年が終わります。 今年は自分にとって、大きな変化があった1年でした。20年以上務めた公立中学校英語教諭の職を辞し、大学で教員養成に携わることになりました。ブログを始めた頃には想像もつかなかった変化ですが、ここに至るまでにはこのブログ…

新学習指導要領における「思考・判断・表現」の評価を考える

少し前にポッドキャストの方で一人がたりした内容をブログ記事にしておきます。 新学習指導要領の施行にともない、新たに3つの評価の観点に切り替わります。その中で、一番頭を悩ませそうなのが、「思考・判断・表現」です。でも、意外とこの枠組が、今まで…

形式だけじゃなくて、意味にもちゃんとフォーカスしよう

キーボードを使いたい一心で、今日もブログ更新w 研究室の机の上に置いてみるとこんな感じ。白基調のスペースに漆黒が映えます。電源入れたまま鞄に入れてたら、勝手にキーが連打されてたみたいで、iPadがロックされてたのはご愛敬。 さて後期は4年生の教職…

Happy Hacking Keyboard買ったった

やべぇ、久しぶりにガジェット感満載のモノ買っちゃったw iPad Air3につけていたキーボードカバーが壊れたので、新しいものを検討していたのだけど、この際ちょっといいキーボードに手を出しちゃおうかというガジェット欲がむくむく湧いてきて、REALFORCEと…

模擬授業を終えた学生たちへ

3年生の英語科指導法における「1人10分ずつを5人でつないで1つの「50分授業」を作る模擬授業」が全班終わりました。いやー、面白かったです。 学生たちは、私が想像した以上に苦しみ、想像した以上に努力して、想像した以上に良い授業をしてくれました。そ…

最近の私の英語授業の指導観

ポッドキャストもおかげさまでボチボチなスタートで、少しずつ登録してくださる方が増えています。あとで聞いても古びた内容にはならないネタだと思うので、今は忙しくて聞いてる暇がない、という方も、冬休みにでもお時間が取れたら、ぜひお聞きいただけた…

英語教育を「聴く」マガジン『英語教育2.2CAST』2019年12月号販売開始!

ということで、いよいよ有料版の英語教育を「聴く」マガジン「英語教育2.2CAST」がスタートしました。 番組のページへはこちらから↓ 前の記事でもご紹介していますが、タムさんとのTBLTを中心とした対談番組がメインで、そちらは【TASK TALK】というコーナー…

ポッドキャスト「英語教育2.2CAST」始めました!

前々からやりたいと思っていた、ポッドキャストの番組を始めました。 一人だとなかなか間が持たないので対談形式にしてて、相方は「英語教育0.2」というふざけたリスペクトを感じる名前のブログを書いている田村祐先生です。田村先生(たむさん)は、関西の…

PracticeやProductionをドライブする「楽しさ」とは?

2年生の教科教育法では、模擬授業の準備中。今回は10分〜15分くらいのスピーキングの活動を計画して、実施してもらいます。前期の授業は教師としての英語力アップに重きを置いていたので、実質的に模擬授業的なものは初めて。なかなか悩みながらの準備とな…

はじめての「第二言語習得理論」入門

今週は、研究日に勤務地近くの私立高校に「出前講義」に行ってきました。大学としては広報活動の一環ではありますが、高校さんの方もたくさんの大学や専門学校等を集めての進路行事の一つのようで、規模も大きいので間に業者が入っててびっくり。なるほど、…

「延期」になった今からするべきこと

大学入試への民間試験活用が、とりあえず延期されました。 このブログをお読みのみなさんの中にもいろんなお考えの方がいらっしゃるかと思いますが、私は今回の入試改革案に反対の立場をとってきました。ですので、一安心ではあるのですが、受験期直前で振り…

1人10分ずつを5人でつないで1つの「50分授業」を作る模擬授業

3年生の英語科指導法は、後半に取り組む模擬授業の準備中。人数的に、全員に50分ずつやってもらう余裕はないので、今期は1人10分。でもそれだけじゃ面白くないので、それを5人でつないで1つの「50分授業」にすることにしました。 時間的な制約から始めてみ…

「ペンタスロン」に挑戦してくれた研究授業を参観

今日は、中学校の授業を参観していました。 西多摩地区の中教研行事にお招きいただき、指導者のお役目を務めてきました。授業者の先生が昔から私のブログ等を読んでいてくださっていて、今回指導者にご指名いただきました。私としても、自分が紹介した活動を…

「思考・判断・表現」という観点が、授業にタスクを連れてくる

大学での授業について少しお話します。 私は主に大学2年生と3年生向けの教職課程科目として英語科指導法(本学ではEnglish Teachingという科目名)を担当しています。2年生で前後期合わせて30時間、3年生で30時間を学び、4年生で教育実習に旅立って…

新人教師・学生時代に読んでおきたい教師の語り

今日は勤務校が学祭の準備期間ということで授業なし。そのタイミングで、某国立大学「新都心大学さいたま(仮名)」にお呼ばれしたので、4年生の教職実践演習の授業でお話させていただきました。 実は、自分が大学院を修了した年からこうして呼んでいただい…

私の「脳の外部化」を補助してくれる128gの逸品

少し前から「脳の外部化」みたいなことが言われるようになってて、例えばEvernoteなんてサービスはまさに「外部脳」として機能するオンライン・ストレージなわけです。これはつまり「覚えておく」とか「些末なことを考える」みたいなことを、どこか自分の外…

何か1つ変えるだけで、国レベルで英語教育が突然良くなるような魔法はない

また、某SNSで人と議論をしました。が、なかなか議論になりません。 大学入学共通テストに英語の民間検定試験のスコアを利用することにの問題点について、最近はやっとメディアも取り上げてくれるようになってきたのですが、でももう実施は半年後。英検の申…

容れ物が、中身を選ぶ

カバンが欲しくなる病を定期的に発病します。 今使ってるカバンも気に入っているのですが、いかんせん大きい。たくさん入ることはいいことなのですが、たくさん入れると当然ながら重い。で、たくさん入れてしまうのは、たくさん入ってしまうからじゃないか、…

『学校でしなやかに生きるということ』石川晋

学校でしなやかに生きるということ 作者: 石川晋 出版社/メーカー: 有限会社フェミックス 発売日: 2016/08/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る なんというか、中学校教員を退職して半年ですが、はじめて退職しちゃったことを少し後悔しました。…

教師として求められる授業内の英語スキルを段階的に

前期は右も左も分からないまま授業がスタートしたので、本当に毎日が自転車操業でした。前任の方のを参考にシラバスは作ってみたものの、学生の持っている力や興味・関心はわかってなかったので、本当に探り探り進めてた感じです。 少し前の記事で「話すこと…

テキストエディタをUlyssesにしてみた

通勤電車の中でTak.さんの『書くための名前のない技術』を読みました。 書くための名前のない技術 case 1 佐々木正悟さん 作者: Tak.,佐々木正悟 出版社/メーカー: Tak. 発売日: 2019/06/29 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 佐々木正悟さんへ…

私が文部科学大臣にTwitterでしつこく絡む理由

ここのところ続けざまに文部科学大臣に向けてTwitterで呟き続けているので、呆れている人もいるかと思います。大臣の一連のツイートが本当に許せなくて、怒りに任せて書いています。 ありがとうございます!それを作ってきた人たちに「自分たちは専門家」と…

「配布資料」置き場

ここでは、「お座敷」で使用したスライドのPDFファイルを配布しております。 パスワードがかかっている場合は、それぞれの会が実施された日にち4ケタ(10月21日なら「1021」)です。 2019年度 ・埼葛中学校英語授業研究会@久喜市立久喜中学校 …

「即興」と「準備あり」のあいだ

「即興性」絡みでもう1つ。忘れないうちに書いておきます。 「話すこと」が「やり取り」と「発表」に分割されたことで、「即興」という言葉が急に注目されている感じですけど、実際に「話すこと」として考えられる活動を分類すると、下表のようになりますよ…

「即興的に話す」から「即興的に書く」へ

先日22日には、西多摩中学校教育研究会の英語研究部会様にお招きいただき、お話をさせていただきました。テーマが「即興性」ということで、時代に即したお題ではあるのですが、最近私に与えられたお座敷テーマ類を考えると、少し遠い感じもします。 そんな…

久しぶりの「お祭り」

なんだかんだ言って久しぶりのJASELE参戦となりました。大学院を経験して以来、中学校教員時代もできるだけ毎年行ってたんですけど、ここ1〜2年は行けてませんでした。ぼくの中でJASELEはお祭りなので、ほんとねぷた祭りでも見に行くような気持ちで行ってき…

古巣での講演会

昨日は、県の英語教育研究会の行事で、講演をさせていただきました。 突然公立中学校教諭を辞めてしまった私に、登壇のお声をかけくださった(それを承認してくださった)方々に、本当に感謝です。お世話になった方々にもちゃんと直接ご報告をできないままに…