「意味順」✕「ドラえもん」の英語学習マンガが出たよ!

まもなく8月も終わりますが、昨年の9月6日に『中学英文法「意味順」ドリル1・2』を発刊してからちょうど1年になります。おかげさまでこのあいだに多くの方に手に取っていただくことができて、増刷(『1』は3刷、『2』は2刷)までしていただいてい…

『教師のiPad仕事術』は、教師としての「発想法」「思考術」を考えられる一冊だ

著者の魚住先生よりご恵投いただきました。どうもありがとうございます。 教師のiPad仕事術 作者:魚住 惇 発売日: 2020/05/15 メディア: 単行本(ソフトカバー) 別にいただいた本だからリップサービスで言うわけではありませんが、とても面白い本です。だっ…

議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書

別に新刊なわけではないけど、少し前からこういう内容が気になってたので買ってみた一冊。面白かったです。 Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書 作者:清水 淳子 発売日: 2017/01/27 メディア: 単行本 会議の議事録をグラ…

小学校英語のジレンマ

ポッドキャスト【英語教育2.2CAST】にもゲスト出演いただいている寺沢拓敬先生の新刊『小学校英語のジレンマ』読了しました。 小学校英語のジレンマ (岩波新書) 作者:拓敬, 寺沢 発売日: 2020/02/22 メディア: 新書 いやー、すごく面白かったです。小学校英…

ニガテな生徒もどんどん書き出す!中学・高校英語ライティング指導

前回の記事でご紹介した松本先生同様、勝手に「盟友」を名乗らせていただくのが、広島県の上山晋平先生です。 上山先生とも、やはり中嶋先生の勉強会で出会いました。最初に会ったのは今から10年以上前ですけど、当時も今も変わらずにエネルギッシュで、常に…

ケーキの切れない非行少年たち

本屋さんでやたら目につく並べ方をしていたので思わず手に取った一冊。結構売れてるみたいですね。「認知的」なことは、個人的にも関心がある分野なので、面白く読みました。WISCとか、普通教室での特別支援的な対応とか、自分としては中学校現場でずっとリ…

『学校でしなやかに生きるということ』石川晋

学校でしなやかに生きるということ 作者: 石川晋 出版社/メーカー: 有限会社フェミックス 発売日: 2016/08/10 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る なんというか、中学校教員を退職して半年ですが、はじめて退職しちゃったことを少し後悔しました。…

『これからの英語の文字指導ー書きやすく 読みやすく』手島良(研究社)

手島良先生から新著『これからの英語の文字指導』(研究社)をご恵贈いただきました。直接の面識はないものの、ブログや共通する知人(私からすればお師匠)などを通して私の存在を知ってくださっていたようで、このたびは私にまでお心遣いをいただきました…

読書の秋に読み始めた本

なんだか最近本ばかり買っていて、読むほうが追いついてないんですけど、忘れないうちに最近手に入れたものを記録に残しておくことにします。レビューというよりメモ。短時間で効果抜群! 英語4技能統合型の指導&評価ガイドブック (目指せ! 英語授業の達人)作…

3分英作文の指導アイデア / 水谷大輔

少し前から気になってた1冊をやっと手に入れたので、ご紹介しておきます。帯活動で書く力がぐんぐん伸びる 「3分英作文」の指導アイデア (中学校英語サポートBOOKS)作者: 水谷大輔出版社/メーカー: 明治図書出版発売日: 2018/07/12メディア: 単行本この商品…

中学英語ラクイチ授業プラン

スクール・プランニングノートでお世話になっている学事出版さんが、英語授業に関する書籍を発刊されました。その名も「ラクイチ授業プラン」ということで、「ラクに楽しく1時間」というコンセプトです。「急に授業の代行をお願いされた」「テスト前、授業…

Think Simple

スティーブ・ジョブズと一緒にアップルの広告に関わってきた、クリエイティブ・ディレクターであるケン・シーガルによる、スティーブ・ジョブズ評伝であり、ビジネス書であり、自己啓発書のような一冊。 Kindle Unlimitedのリストにあったからなんとなく手持…

意味順を、世界に!

さて、Twitterでは少し前にご案内していましたが、「意味順」指導法を紹介する書籍が、この冬にイギリスのRoutledgeという出版社から発刊されます。A New Approach to English Pedagogical Grammar ーThe Order of Meaningsという本です。 A New Approach to…

いつまでも捨てられない本

本棚を整理しました。 文庫とか漫画とかは少し前に結構手放したんだけど、大切な本だけは手元に残しています。それでも、それなりの数はあって、整理しながら懐かしくて読み入ってしまうこともしばしば。 最近は英語教育関係以外の本は、できるだけKindle版…

英語教師のためのアクティブ・ラーニングガイドブック

GWですね。今年は前半はお休みをいただき、後半は大会引率、という感じです。みなさんはいかがお過ごしですか? さて、各地でのセミナーだけでなく、精力的に執筆を続けていらっしゃる上山先生の新刊が出ましたので、ご紹介します。「家庭学習」「テストづく…

読書の春

忙しい中ではありましたが、冬から春にかけて、何冊か本が読めました。最近は、できるだけ荷物が増えないようにKindle版を買ってiPad miniで読むようにしているんだけど、そしたらいつでも持ち歩いているからちょっとしたスキマ時間でも本を読むようになって…

Forget-me-not

気がついたら一学期が終わっていました((((;゚Д゚)))) そして夏休みに入ったとはいえ県大会引率、補習、家庭訪問、スピーチ指導と忙しさは学期中とあまり変わらないのですね。 今年度は畏れ多くも学年主任を拝命したことや、書き物のお仕事をたくさん引き受け…

英語授業の心・技・愛

11月は県民の日もあるので三連休が3回もありますが、今月は休日出張が続いてて、私にとっては今回が初めての三連休。とはいえ今回だって昨日は部活だったから、このお仕事をやっている限りは純粋な三連休ってなかなか経験できないですかねぇ。 さて、そんな…

英語授業を変えるパフォーマンス・テスト

先日のJASELE徳島では、私もスピーキングの評価についてワークショップをさせていただきました。メインは、埼玉県英語教育研究会(埼英研)が作成・実施している「1人1分、1クラス1時間でできる!」を売りにしているスピーキングテストのご紹介&体験で…

サッカーと人種差別 / 陣野俊史

浦和レッズのJapanese Only横断幕事件。 ダニエウ・アウベスの「バナナ事件」を見て「海外は大変だよなぁ」なんて言ってられない事件が、日本でも起きてしまいました。まさにそのスタジアムによく足を運んでいた人間としてとても残念に思うのと同時に、その…

英語教師は楽しい

新刊のご案内です。 8/7にひつじ書房様より、『英語教師は楽しい―迷い始めたあなたのための教師の語り』という書籍を刊行させていただくことになりました。前著『成長する英語教師をめざして』と同じく柳瀬先生、組田先生と3人による編著で、加えて今回も全…

ロスト・シンボル / ダン・ブラウン

夏休みに入りました。でも変わらずに忙しいですね。 それは生徒も同じで、プールに補習に大会に部活に大忙し。スピーチ指導で来てくれたALTが「日本人は生徒も教師も、夏休みも学校に来るのかい?それじゃvacationじゃないじゃん」って驚いてました。ホント…

探して、見つけなさい。

今度は最近買った本など。インフェルノ (上) (角川書店単行本)作者: ダン・ブラウン,越前敏弥出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2013/11/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るインフェルノ (下) (角川書店単行本)作者: ダ…

なぜ、仕事が予定どおりに終わらないのか? / 佐々木正悟

なんだかんだ、最近は出るたびに買っている佐々木さんの新刊。今回も買ってしまいました。そして読了。なぜ,仕事が予定どおりに終わらないのか??「時間ない病」の特効薬!タスクシュート時間術作者: 佐々木正悟出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2014/04…

冬休みに読み終えた3冊

実を言うと、冬休みに入ってから体調があまり良くなくて、寝込むほどでもないんだけど、ずーっと家の中でじっとしてました。まだ完調にならないので明日から部活大丈夫かなぁと思うのだけど、そういえば小中学生の頃から、皆勤賞だったりするくせに夏休みと…

論理よりデザインが相手を説得する時代

ずいぶん前に読んだものもありますが、読後メモをこちらでシェアしておきます。 まずは「整理HACKS!」など個人的にはかなり影響を受けている小山龍介氏の「イノベーション思考の本棚」。Kindle版で100円だったので、Kindle購入当時に読みました。イノベーシ…

春のオススメ教材2冊

年度当初とはいえ教材選びの時期は過ぎてしまったかもしれませんので、もっと早くご紹介すればよかったのですが、お世話になっている先生からご案内いただいた教材を2つご紹介。 ひとつめは靜先生プロデュースの『発音入門 音トレーニングドリル』です。 主…

ことばの力学 ー応用言語学への招待 / 白井恭弘

白井先生の新刊が出たとご本人のTwitterで知り、さっそく購入。そして読了。春休みなので、少しだけ本を読む時間が取れてよかったです。ことばの力学――応用言語学への招待 (岩波新書)作者: 白井恭弘出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2013/03/20メディア: 新…

『成長する英語教師をめざして』書評掲載

今月号(2月号)の大修館『英語教育』に、昨年柳瀬先生、組田先生と一緒に編著させていただいた『成長する英語教師をめざして』(ひつじ書房)の書評を載せて頂きました。英語教育 2012年 02月号 [雑誌]出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2012/01/14メディ…

これから読む本

ドタバタしてますが、いろいろ落ち着いたら読みたい本がたくさん。忘れないようにメモメモ。 東京学芸大学の金谷先生とALCが続けてきた「高校授業改革プロジェクト(Senior High English Reform Project ALC、通称Sherpa)」のまとめ本。高校英語授業を変える!…