教育基本法、強行採決?

教育基本法強行採決辞さぬ構え 与党
2006年11月13日(asahi.com

 自民党二階俊博国会対策委員長は13日、安倍政権が最重要法案と位置づける教育基本法改正案を今週中に衆院を通過させる考えを、歴代防衛庁長官との会談で示した。与党内では採決を望む声が強く、強行も辞さない構えだ。同日の民主国対委員長との会談では「もうそろそろ努力の限界が近づいた」と採決に同意を求めたが、民主党は慎重審議を求める姿勢を変えなかった。

 このブログはあんまり政治的なことを語る場所と思ってないんだけど、そもそも「教育」が「政治」になっちゃってるのが既に危険なような気がします。いや、そりゃあ「政治」の一部かもしれないけど、これほど政治的に動いちゃっていいのか、と思うわけです。

 自殺問題やタウンミーティングなどいろいろ話題がある中で、ドサクサに紛れて採決しちゃっていい問題じゃないでしょう。どういう結論になるとしてもね。「一度決めたら変えるのはなかなか大変なこと」を決めようとしているんだから。

 政治もそうだし、管理職とか委員会とか行政もそう。なんとなく思想的に偏った方が上に上に進んでません? 別に「組合」でも「左翼」でもないんだけど、こんな風に「反対意見」とか「現場の声」が無視されて行く「議論」を見ていると、「本当にこれでいいのか?」と思います。

 最近感じていた漠然とした不安が、形になりつつあります。