笑門来福2011


 毎年年賀状デザインを考えるのが楽しいです。

 メールで年始のあいさつを済ませる人も増えてきてますけど、私はやっぱり最終的に紙に印刷して形に残すことにこだわっているので、この原始メールによる年始の挨拶を(世の中で廃れようと)続けていくように思います。だって自分が好き勝手デザインしたものを(有無を言わさず)相手に送りつけても文句言われないなんて、素敵じゃないですか(笑)個人的には年2回でもいいくらい。

 昨年は写真を中心に、一昨年は一コマ漫画。今年は悩んだ末に4コマ×2にしてみました。

 ネタ探しのために昨年中になんか面白いことなかったかなぁとTwitterやらブログのログを読み返してみると、膨大すぎて時間がかかるかかる。今後も蓄積されていくことを考えると、これらログを効率的に見返せるような仕組みが別個に必要かもしれませんね。(TwitterはMomentoで振り返りました)

 で、昨年は面白いことはたくさんあったんだけど、目の前に生徒はいなくなっちゃったから学校ネタは減っちゃったし、狭い世界でしかわかってもらえないようなマニアックな話が増えちゃって、あまりそのまま4コマ漫画にできるような一般性のあるネタがなかったように思います。教員だけど教員じゃない、という特殊な環境ゆえの悩ましいところ。Twitterみたいに一見「深い」そうで実は「狭い」コミュニティーで生活していた弊害でもあるかもしれません。(←いや、とても楽しかったんだけど)

 もっと世界を広げないとなぁ。

 また最近、これまでTwitterやメールでは交流してたものの年賀状交換をしていなかったために、実はすごく近くに引っ越してきてたことにお互いずっと気づかなかった、なんてこともありました。「アドレス」だけじゃなくて「住所」を知っている、ということが、なんだか不思議な親近感をもたらすこともあるように思います。そういう意味で、年賀状って個人的には大切なんです。

 オンとオフ、デジタルとアナログ。2つの別世界をつなぐことが最近のテーマの私。紙の整理は苦手ですが、年賀状だけは継続しながら、自分のインプット&アウトプットの「財産」として蓄積していきたいなぁと思っています。

 ということで、来年の私の年賀状が欲しい人は、今のうちにメールで住所教えてくださいね。勝手に送りつけますので。