イングランド・スコットランド放浪記2

 いきなり更新を怠ってしまいましたね。反省。ちょっとアップする時間がありませんでした。年賀状に追われてて…。 
 リバプールでのフットボール観戦からロンドンに戻った我々は、今度は一気にスコットランドにひとっ飛び。スコットランド北部を車で旅します。海外での運転は2人ともこれが初めて。ドキドキの珍道中です。

3日目 8月22日(日)「ロンドン→アバディーン→ハントリー→エルギン」

 ロンドンに来たものの、昨日はリバプールに行っていたし、結局市内はどこも観ないまま、スコットランドへ。おととい来た空港からの道を逆戻り。最終的にロンドンには4泊したのだけど、ロンドン観光をしたのは1日だけ。なんなんでしょうね。そう、スコットランドから戻ってきたらまた宿が必要になるので今日まで2泊したこの宿を予約。

 ヒースローからアバディーン空港までひとっ飛び。エジンバラではなくてアバディーンというあたりが渋い。その後巡る場所を考えると少しでも北に行っておいた方が便利なのです。1時間半くらいで到着。British Airwaysは少々乱暴な着陸。現地の人も"Wow!"って声を挙げてました。(笑)

 空港で予約していたレンタカーをゲット。しかし受付のおばちゃんの英語が速い速い。昨日の相談でスコットランドを長く観ようということになって、レンタカーの契約を1日増やしたのだけど、手続き中スコティッシュ英語にひと苦労。契約の話してんだから並んでる客に笑われても慎重に確認。「ゴールドカードのクレジットカードがあれば保証金がかからないのだけど・・・」と言われたけど、そんなものはないので500ポンドのデポジットを払う。(Hくんは「戻ってくるのかなぁ」と最後まで不安げでした。もちろん戻ってきたけど。) 「信用」ってカードか現金が与えてくれるんですね。

 初めての海外ドライブに最初はビビってましたが、いざ走り出すとこれが爽快っ! どこまでも続く一本道。深い深い緑。斜面に群がる子羊。蒼いんだか黒いんだかわかんないけど恐ろしくきれいな川の水面。そして時速60マイル(100km近く)出してるにも関わらず簡単に追い越していく現地の車。(笑)

 日本車やアメ車(ほとんどがフォード)も多いけど、それらはほとんどレンタカーのようです。(運転のスピード遅いし・・・) 現地の人はだいたいヨーロッパ車ですね。ちなみに我々が借りたのはフォード・フォーカス。1600ccでしたがなかなか快適でした。大きさは手頃だし、スピードもそこそこ出るし。あ、もちろんマニュアル車です。こっちはほとんどそうですね。ふだん外車を乗り慣れてないHくんは何度もウインカーとワイパーを間違えて汗かいてました。(笑) 私は愛車が英国車(ミニ)ですから、その点だけは大丈夫でしたが。

 アバディーンから古城の町ハントリーまで予想したより早く着いてしまったので、ゆっくりと市内を観光。ハントリー城は趣があって、なかなかよかったです。入場するとき受付の人に「古城巡りパス」を勧められて「明日も他の城行くから」と買ってしまいましたが、結局元が取れるほど廻れませんでした。そんなもんですね。

 ハントリーで宿をとる予定でしたが、今日のうちにもう少し進めそうだったので、エルギンに向かいました。エルギンは地図のイメージよりは小さな町。でも宿も多く、お店も多かったので食べるもの等には困らなそう。というわけで、この町で宿を取りましたが、今日は日曜日。ほとんどの店が閉まってる・・・。日曜日にお店を開けてるのは商売熱心なチャイニーズレストランだけ。でも海外でチャニーズって結構助けられますね。日本食はどこも高価いし、味も微妙なところも多いけど、チャイニーズはハズレが少ない。しかも安い。まぁ、今回はホテルで食事をしたので、食べませんでしたが。

 というわけで、スコットランドの自然の中を駆け抜けた一日でした。