英語のできる女性、年収4割高い

 仕事で英語を使う人は使わない人より男性で約18%、女性で約40%年収が高い――大阪府立大の鹿野繁樹講師(計量経済学)が約1万4000人分のデータから、こんな結果を明らかにした。これまで大規模な実証分析はほとんどなかったが、英語力による所得格差は思った以上に大きいようだ。このほど日本経済学会で発表した。

asahi.comより

 男女で格差があるのはまた別の問題として、これまで漠然と言われてきた(思われてきた)ことが、とりあえず数字で表れた調査となりました。背景としてはTOEICなどのテストの成績が昇進などに影響をするようになったことが大きいでしょうか。試験会場での「おじさま」方の比率の多さも物語っています。

 社会でどんな風に英語が使われているのか。どういう英語が求められているのか。もう少し私たちも知る必要があるように思います。