はじまり、はじまり

 ついに、というかやっと、教科の授業がスタートしました。授業も楽しみだったけど、1週間ぶりの「空き時間」にも感激。いやぁ、明るいうちに職員室の席に座ったの、久しぶりです。

 1年生最初の授業は、Betting gameで自己紹介と、簡単なガイダンス。

 最初から30分、Betting gameはオールイングリッシュで。もちろんジェスチャーや写真などを交えるので、みんながついてこれるように配慮しますけど。私が英語で自己紹介をしながら、ところどころでクイズを出題。生徒は最初100ドルを持っていて、それぞれの解答とともに賭ける金額を決定します。ちなみに上限は持ち金の半分まで。(だから第1問は50ドルまで) クイズに正解すればその金額もらえ、外れれば失うという設定。

 クイズは全部3択だし、1つの選択肢はどう考えても違いそうなものなので、実質2択クイズ。でも結構間違ってたね。あえて違いそうなところを選んでたのは、ぼくの性格を深読みしすぎたか。生徒たちは時々戸惑いながらも、わかった生徒がみんなにヘルプを入れながら、なんとか乗り切ってました。最後の問題だけ全財産賭けてもよいことにしたので、破産者も続出。「ご利用は計画的に」と経済の学習も忘れずに。(w

 richestな生徒を表彰した後、唐突にカバンを手に(颯爽と)教室を出て行く私。

 「えええええええ!」と悲鳴が上がった頃、すました顔で再登場。

 「今、変な人が廊下を駆け抜けていったけど、誰?」と日本語でとぼける。というわけで、ここからは別人格の私が、英語の授業について日本語で説明。評価の観点や授業への持ち物なども解説。あ、もちろん英語だけで乗り切れたみんなを褒め称えるのも忘れずに。(その時配布したプリントはこちら。ちなみに今日は1ページ目だけ配布。次回2ページ目の「1年生でできるようになること」リストを配布予定です)

(追記:PDFファイルのダウンロード先が間違っていましたので、修正しました。)

 久しぶりに授業でしゃべったら、ノドが痛くなりました。隣の教室の自分のクラスの子に、「声、聞こえてましたよ」と言われちゃうんだから、相当テンション高かったのでしょう。今日は、生徒は聞いているだけでしたから、次回から少しずつ活動させていきます。

 まだまだ始まったばかり。とはいえ、ここからの10時間が1年間の授業を決定づけるから、気を抜かずに。