- アーティスト: ラーメンズ,小林賢太郎
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/09/06
- メディア: CD
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私達が日頃やっている英語の授業だって、現地の人(もちろん時にはALT)から見たらこんな感じなのかなぁ、なんて(ちょっと)不安になります。確かに時に「なんかすごい英文リピートしてるなぁ」なんて思うこともありますよね。
先生「コレハヤマノテセンデスカ?」 生徒「コレハヤマノテセンデスカ?」
から始まる日本文はどんどんおかしくなっていくんですが、彼らがこだわるのは日本語の音の響き。日頃意識してないけど、日本語ってホントいろんな音があるんだぁと思います。かわいい音、固い音、暑苦しい音。そういう音やコトバに関する彼らのセンスってすごいです。
最後に入っている「不思議の国ニポン」は、各都道府県を紹介しながら、各県の県民性や特産物、時には存在感を笑い飛ばします。北から南までで一つのストーリーになっている構成がすごいです。
コントCDを出す意欲に感銘。今、こういうことができるのはラーメンズだけかなぁ。なんか清水ミチコのCD思い出しました。面白いです。
でも、やっぱり思うのは、お笑いと言うのはやっぱり「観客の笑い声」が入って初めて完成するものなんだなぁということ。CDなら効果音を入れたり、複数の声をダビングしたり、工夫はいろいろできて面白いんだけど、それが劇場で演じられた時の勢いや感動を超えることができないんだと思います。
YouTubeあたりで見られるコント映像を見ちゃうと、改めてそう思ってしまいます。
YouTube「ラーメンズ・新日本語学校・アフリカ編」 http://www.youtube.com/watch?v=-RiH0fbBgXo