小学校英語教育必修化

 必修化が既定路線になりつつあった小学校英語ですが、大臣が変わって、また振り出しなのかな? そんなにころころ変わっちゃ困るんですけど。大臣曰く、

「必須化する必要は全くない。まず美しい日本語が書けないのに、外国の言葉をやってもダメ」
中教審のお考えを入れるか入れないかは、私が判断をしなければいけない」
(27日 朝日新聞より)

とのことなので、文科省とドンパチやる覚悟なんでしょうね。ま、いいか。

 ただ先行研究やらでモデル実施してる学校はたまったもんじゃないですよね。これで「やっぱりなし」ってことになったら、屋根に登ったら梯子はずされたようなもんです。まぁ、往々にしてそういうことが多いけど。

 個人的には、今のところ反対かなぁ。必修化というか教科化しなくてもいいかなと思います。評価が伴うのはどうかなと。どうしても教科化するなら、専科のJTEとALT入れてやってくれないと困ります。中学校の英語の先生方を一部小学校にまわして、その分若い先生を中学校に投入して欲しいなぁとも思います。希望者多いんだから。

 そしてそれなら(というか、それよりも)中学校の英語の授業数を週5時間にして欲しいです。ダメならせめて、25分授業×4回+50分授業×1回で毎日少しずつ英語、ってのはどうでしょう? なんとか毎日英語に触れるようにしたいです。

 自分は高校の英語教師になろうとしていたところを、「入門期の指導に関わりたい」という思いもあって中学校に替えただけに、スタートラインが小学校になっちゃうと、ちょっと困るんですよねぇ。まぁ、思いっきり個人的な事情ですけど。小学校免許持ってないし。

 やっぱりさ、文部科学省のキャリアの方々には最低1ヶ月の「教育実習」を受けてもらうべきだよね。できれば公立中か、公立高校の授業困難校で。いいよ、ぼく指導教官やりますから、喜んで。脱落した人はキャリア合格取り消しね。でも、それくらいやってもらわないと、いろいろ決める立場になってほしくないよね。ぜひ、安倍さんに検討してもらいたいものです。首相官邸にメールしてみようかなぁ。