安心感のある授業

 いつも興味深く読ませていただいているブログ「英語教育にもの申す」より、

 トレーニングをするとき、まず大切なことは「安心感」ではないでしょうか。今まで散々、イヤな思いをしているのですから、トレーニングをしても大丈夫だという安心感を持たせることが必要になります。

とのことですが、まったくもって同感です。いつも生徒ができるだけ余計な負荷を感じることがないように配慮して授業を組み立てているつもりです。でも少し前にも書きましたが、最近自分が必要以上に「過保護」になっているんじゃないか、とも不安になります。

 「こんな活動だとあの子はできないだろう」とか「このスタイルだとあの子が恥をかいちゃうかも」なんて先読みして、できるだけ「無難に」授業が進むようにブレーキをかけ(過ぎ)てはいないだろうか。というのも、ALTがいろんなアクティビティのアイディアを持って来てくれるんだけど、"Too hard"を繰り返し、結局意図したものとは違う活動になってしまうこともあるからです。(もちろん、知恵を出し合ってより素晴らしい活動になることもあります)

 安心感のあるトレーニングを繰り返し、少しずつ負荷が増えて来て、最後に「できてよかった!」と思えるようなやりがいのあるタスクが用意してあると、すごくいいんでしょうね。目標とバランスが大切のようです。