僕らが生まれたあの日のように

 すみません、やっぱり買ってしまいました、BENQのプロジェクター。で、昨日届いたので早速設置。DVDを見てみました。スピーカーもBOSEのM3なので音も充実。ちょっとしたホームシアター気分を満喫。それほど暗くしなくてもきれいに映るし、スクリーンは壁でも十分きれい。でもホームシアターな人たちの間で結構人気のニトリのロールスクリーンを買ってこようっと。

ap bank fes’06 [DVD]

ap bank fes’06 [DVD]

 大画面だからだろうか、久しぶりに観たDVDに感動。一昨年のap bank fesのライブ映像ですけど、ミュージシャンたちのうれしそうな表情に心打たれました。特にこの年は小田和正飛鳥涼など、ちょっと上の世代のぼくらが小中学生の頃から活躍している人たちが出演していたこともあって、桜井さん自身が一番うれしそう。

 かつて小田さんや飛鳥さんはUSED TO BE A CHILDのユニット名で「僕らが生まれたあの日のように」を歌ってましたけど、今思えばあれってこのap bank fesの先駆けみたいな企画でしたね。カールスモーキー石井とか徳永英明とかが参加してましたね。

 この曲のテーマは「子育て」でしたから、今回bank bandで「生まれ来る子供たちのために」をカバーし、小田さんと共演したことは、すごく意味深いと思います。ちなみにあのとき売り上げで作った「風の顔らんど」は、今でも各地でちゃんと地域の施設として役立ってるみたい。

 同じステージに、Mr.Childrenを神のように崇めるコブクロスキマスイッチがいて、桜井さんが心から尊敬する小田さんがいる。つながっていく感じが素敵です。ちょうど桜井世代がその両者を結びつける、そんな役回りなんでしょうね。(英語教育界はこの世代が少ないような気がするのですけど…)

 「言葉にできない」のアウトロを弾く小田さんの横顔を見つめる桜井さんの表情、「生まれ来る…」を歌い終えて「幸せだな」とつぶやく桜井さんの声は、見ていてこっちもうれしくなってしまいます。